少し前、10月初旬の観察記録です。
いつものようにポタリングしていると、北陸自動車道のフェンスにからまっているヤマノイモ葉陰に、尾角のあるスズメガの大きな幼虫の姿がチラッと見えました。そのままではよく見えないので、邪魔になる葉を除けて写真を何枚か撮りました。ヤマノイモの葉に食痕があり、この葉を食べていたようです。
後で、『イモムシハンドブック③』で調べると、キイロスズメの幼虫でした。「第1腹節の楕円形の白色紋、第2腹節のごく小さな白色紋」「腹側に湾曲する短い尾角」が特徴です。幼虫の食草は、ヤマノイモ、オニドコロなどヤマノイモ科の植物です。
もしかして?と念のために「キイロスズメ、富山」で検索すると、今年2020/07/17のこのブログで、キイロスズメの幼虫を紹介していました。すっかり忘れてしまって、また調べていました。このときに見た幼虫は、白緑色のタイプでした。
《北陸自動車道のフェンスにからまったヤマノイモについていたキイロスズメの幼虫 2020/10/03》
《北陸自動車道のフェンスにからまったヤマノイモについていたキイロスズメの幼虫 2020/10/03》
《北陸自動車道のフェンスにからまったヤマノイモについていたキイロスズメの幼虫 2020/10/03》