小春日和の穏やかでいい天気が続いているので、富山市営農サポートセンターまでポタリング。緩やかに続く上り坂のみちを、片道30分ほどです。往きは少し力がいりますが(特に南風の強いときはたいへんです)、帰りは楽でほとんどこがずに帰ることができます。
公園の真ん中を流れる用水のそばには、小さな蛾のようなものが飛び交っていました。とまったところ近寄ってみると、トビケラの仲間で、胸が橙赤色です。
後で、『ポケット図鑑日本の昆虫1400②』で調べると、ホタルトビケラでした。11月~12月上旬に平地の小川や流れの緩やかなところで見られるようです。
ウェブサイト『虫ナビ/ホタルトビケラ』には、次のように書かれていました。「エグリトビケラ科の一種。黒い体色に前胸部は橙赤色をしており、ホタルを思わせる色合いからホタルトビケラの和名がある。…トビケラの仲間は水中で蛹化するものが多いが、本種は偶然にもホタルと同様に陸上で蛹化する…。幼虫は水生で、砂や小石をミノムシのように体に纏って藻類などを食し、初夏に上陸し、蛹化・羽化、そのまま休眠し、11~12月に新成虫が出現する。ヤツデなどの蜜源がオープンな花に吸蜜し、2週間少々生きる。」
《ホタルトビケラが飛び交う用水付近 2020/11/15》
《地上にとまったホタルトビケラ 2020/11/15》
《地上にとまったホタルトビケラ 2020/11/15》
《地上にとまったホタルトビケラ 2020/11/15》