3月中旬の祝日のことです。当初は、越谷店を目指して自宅を出立。14時34分に到着すると、限定メニューの提供が無いにも関わらず形成された37人の行列にびっくり。近所の神社に向かい、直前にあった仕事関係の着信に対応し、再度、14時44分に伺うと店頭の看板が「CLOSED」に。また、最後尾には、いつも宣告人狙いの方が続いてたこともあって、潔く撤退を決意。なお、後で確認すると14時41分に閉店となっていたようで、すんでのところで間に合わず。そのまま、帰宅しようとも思いましたが、こちらの店舗が営業することに気付き、急遽向かうととしました。
気を取り直して電車を乗り継ぎ、16時15分に到達すると先客は4人。待つ間、急遽降り出した強い雨に打たれ、全身びっしょりとなりながら、後続に27人が続いた、17時33分に開店するとその1分後に入店し、17時47分にラーメンが配膳されました。
大豚、野菜大蒜脂。無事、久し振りにピンクの食券(1,350円)を購入出来ました。なお、大豚の食券は、最下段向かって左側のガムテープのところです。
麺。
7分強の茹で時間だった麺は、2分弱を要して6つの丼に割り振られました。
表面近くはしこっとして弾力があり、その下の層にはもっちりとした食感が潜んでいました。先日、生田駅前店でお願いした「軟らかめ」の状態に似ているなぁと。
胡椒と唐辛子。
ほっくりとした感触が残り、口に含むと、バリっという咀嚼音を生み出していた野菜。
豚。
繊維質に沿って裂ける肉質で、舌の上にその舌触りを強めに残した豚。
枚というよりも個というような、三角錐に近い形状に切られた豚は、周囲にトロトロの脂を蓄えて。
荒々しさ溢れる赤身と、タレをふんだんに纏った、ゴロゴロとして噛み応えのある破片。
歯応え強くも、4つの中では最も軟らかかった豚。どれもこれまでとは異なる切り方をされていました。部位の関係でしょうか?
スープ。
色合いを含めて、醤油による塩気を確かに受け取るも、豚や脂の旨味によって緩和されたのか、どれだけ飲んでもしょっぱいと感じるまでには至らず。
ピリッとした辛みを持っていた大蒜。
ほぐし豚たっぷりの固形脂は、スープに沈めると背脂が洗い流され、もう1つの豚のような見た目に。
およそ13分で完食し、次々ロットの調理中の店主さんと助手さんにご挨拶し、24人の行列を横目に退店しました。
人の好みの問題で、若い人でも二郎が苦手な方はいると思うだか、二郎だけが一つも二つも上のランクであるという驕りみたいなものが感じられる