神田神保町店を後にし、明治大学構内のベンチで少しの間休憩すると同時にお腹とも相談し、当初の計画どおり訪問することと決めました。17時45分にお店に到着すると先客は3人。開店した18時丁度には後続に2人並んで、5人が入店を待っていました。
えびラーメン麺少なめ(270g)、大蒜。
麺の量はこれ位です。
なかなか言うことを聞かない、きかん坊の極太麺は、引っ張り出すのも一苦労でした。
表面はスープが絡んでほんの少しフニャッとして食べやすくも、噛むと中心には小麦粉の強固な抵抗を感じるバキゴワ麺。食べ進めていくと顎に疲労感を覚えました。
飲み込む度に喉の奥に小麦粉の足跡を強烈に刻んでいく麺に、丼底に沈んだえびを掬って塗しました。
予めなのか提供までの過程で予期せず崩れてしまったのか、豚は小さいものが多数。
豚は麺と打って代わって歯が要らないのでは?と思う程の軟らかな赤身と、プルプルの舌の上でとろけるような脂身。
今回で、皆さんが絶賛する理由が良くわかりました。
もやしが大部分を占める野菜はしんなりとして、少し水っぽさを感じましたのでスープに浸して。
大蒜は粗目に刻まれガリッとした歯応えがあるものの、気が付くと無くなってしまったように風味は弱め。
豚の出汁というよりも調味料の存在感が強いが故の甘みが、醤油の塩味を抑え込んだようなスープ。液体油の主張も抑えめでした。もしかすると、干しエビ自体の味付けも影響したのかも?
えびはこういう形で。すり潰したペースト状のものがスープに溶け込んでいると思っていたので干しえびとは予想外。
佃煮のように甘く味付けされ、口に含むとカリッとして、しっかりとその形状を確認できるえび。
10分程で完食。えびラーメンは、えび味のスープと勝手に想像していましたが、干しえびがトッピングされたラーメンという理解。よくかき混ぜてから食べないと、麺やスープとえびとの一体感が生まれず、その魅力が半減されてしまうとも思いました。退店時には店外に10人以上の行列が形成されており、さすがは人気店といった感じでした。
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