11月下旬の、祝日と土曜日に挟まれた平日のことです。業務終了後は、自家用車の車検に。午後7時過ぎに無事終了すると、電車で松戸方面へ。そして、21時17分に到着すると、その数秒前に店頭の照明が消され、最後尾の方に閉店が告げられたところのよう。図々しく「お終いですか?」と助手さんに聞くと、「しょうがねぇなあ。」という感じで、32人の列に加わることが許され、宣告人を拝命しました。それから、22時14分まで待って入店し、22時22分にラーメンが配膳されました。
大ラーメン、野菜大蒜脂。
麺。
9分強の茹で時間だった麺は、約1分を要して、3つの丼に振り分けられました。
盛り上がった部分は、もっちりと。丼に沈んでいたものは、シコッとした食感で舌の上を転がるように。
胡椒と唐辛子をたっぷりと。
野菜は、そのままでも旨味を感じるもやしが、ややシャキッとしていました。
豚。
中心部の赤身はぽろっと崩れ、周囲にはとろっとした脂身を備えた分厚く切られた豚は、タレの影響をほとんど感じず。
ほぼ赤身ながら適度に潤いを持った肉質で、容易に裂けてくれた豚。
おまけのように添えられた、よく味の染みたほぐし豚。
スープには、透明な液体油の領域も。
表層部は黄色がかった茶色。その下にはレンガ色の層が。それを攪拌すると、全体がレンガ色に染まりました。それは、見た目のとおり醤油の存在感が強くも、過剰な塩気はなく、時折、甘みを伴って、たぷたぷとした舌触りでした。
しっとりとした大蒜は、スープに溶けると、ピリッとした辛みを発していました。
固形脂。
背脂よりも、ザラッとしたほぐし豚の方が明らかに多かったです。
およそ15分で完食し、翌日の営業に備えて作業する店主さんと助手さんにご挨拶し、22時40分に最後の客として退店しました。
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