2月22日(土)国立オリンピック記念センターで、所属する生涯学習インストラクター・コーディネーターの全国大会が開催され、午前中の式典で「学びの達人・遊びの達人」の認証を受けた。
この認証制度は、自ら学ぶことを継続して、一芸に秀で、さらに、ボランティア精神が旺盛で、地域や学校等で活動実績のある生涯学習インストラクターを一般財団法人社会通信教育協会が選考して、「まなびの達人・あそびの達人」として認証し称号を付与するもの。宮崎県からは2名が選ばれた。
23日は、東京マラソンでにぎわう街を三女と一緒に、周遊。
思い出深い2日間となった。
国立教育政策研究所フォロー(前文部科学省生涯学習政策局長)合田氏による記念講演「幸せについてー今、生涯学習を捉え直す」具体的でモチベーションを高めてくれた。
全体的な感想としては、日本人のひとりあたりの豊かさや健康度は世界的に見て高いが、家族のつながりが希薄になっていること、孤立化が進んでおり、さびしい日本人、底知れぬ孤独感を垣間見ることができる。これはこの国にとってのっぴきならないことであり、生涯学習への取り組みが求められる。アランの幸福論の一部を紹介しながら、これからの活動について、そして資格者としての活動を考えてみたい。
負けることはありうる。
乗り越えることのできない出来事や、ストア派の見習いなどの手に負えない不幸がきっとある。
しかし力いっぱい戦ったあとでなければ負けたと言うな。
これはおそらくもっとも明白な義務である。
幸福になろうと欲しなければ絶対に幸福にはなれない。
これは何にもまして明白なことだと、私は思う。
したがって、自分の幸福を欲し、自分の幸福をつくりださねばならない。
(アランの幸福論より)
全国のメンバー代表による実践発表。全国的に先輩方の活動が高まっているとの印象。
シニアパワーに押され気味。
アコーディオンの名曲も披露いただく。
90分という時間も瞬く間に過ぎて中締め。今大会では、これからの生き方のモデルになる先輩方との出会いもあり、頑張ってここまで来てよかった。