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2024年10月26日 11時07分11秒 | まちを良くする活動
11月1日から、所属する宮崎県地域づくりネットワーク協議会で、「 第40回 地域づくり団体全国研修交流会 宮崎大会」を開催します。

私が責任者として担当するのは、第5分科会で「 行政や地元住民、移住者、学生 さまざま人が参加するまちづくり」と題して、2日間、さまざまなプログラムを準備しています。台風も近づいてきていますので、ちょっと心配です。

2年前から準備していたのですが、まだまだやることが多く、最後まで気が抜けません。下記の当日のプログラム。



終活の大切を身に染みた出来事。

2024年10月21日 06時10分20秒 | 家族、仲間の話題
5年前、一人暮らしの父が85歳の時だった。脳梗塞のため入院し、軽度のアルツハイマー型認知症の認知症と診断された。それ後、老人ホームに入所した。

コロナウィルス感染症の影響で、面会できないことが多く、少しづつ認知症が進んでいった。コロナウィルスの収束の伴い、週4日のデイサービスの利用や週末、外出し食事をしたり温泉に行くことで、1時間前のことは忘れるが、普段の会話は十分できるなど認知症の改善が見られた。

ところが1年程前から、老人ホームから無断で外出するようになり、警察のお世話になることが重なり、退所を余儀なくされた。

この間、ケアマネジャーから紹介を受けた4件のグループホームを見て回ったが、すぐに入居できる施設は空いておらず、即入居できるところは、「面会は窓越し」、「携帯は持ち込まない」「デイサービスの利用は不可」などの条件があり、閉口するも、取り急ぎ入居を決めた。次の入所先が見つかるまで、認知症が進行しなければ良いが・・。



来週、グループホームに移る父。更に認知症が進むとは限らないが、もっとできたことがあったのではと思い、心残りも多い。知人からは、90歳になるまで元気にいることは素晴らしいこと。けれど昔のように・・・との思いを持ち続けると、入所できる施設はなくなるよと言われた。確かにそう。でも、そこを何とかしたいというのが心情である。

自分が認知症になったらどうなる・・・。5年間、父の自宅の整理、さまざまな手続きなどをおこなった。改めて、身辺整理の大切さ、お金の管理、健康管理など、労力や時間をかけて整理するも、認知症の影響もあり限界がある。たとえば、銀行からお金を下ろすにしても制限がある。また、入所する施設から「病気やケガ」、「体調不良」などの昼夜問わない呼び出し。出張で県外にいる時などは、家族の協力でなんとか凌げたが、施設からの電話にはトラウマがある。そんなこともあり、終活の大切を身に染みて感じる。

父にグループホームに移ることを話すと「嫌だいかない」「どうしていかなくてはいけない」と強い口調で話す。一時は納得するも、また忘れてしまう。来週まで、憂うつな日が続きそうだ。ガンバレ自分!自分だけじゃない!いつか行く道!

命を守る行動は、普段から

2024年10月13日 04時32分34秒 | 気になる○○
昨日、NHKプロジェクトX「孤立集落へ 命の道をつなげ 〜東日本大震災 6日間の闘い〜」と題して、2011年、東日本大震災の直後、津波による大量のがれきで道路が塞がれ孤立集落が多発。救助も支援物資も届けられず住民は命の危機に陥った。

そのとき立ち上がったのは地元の建設業者たち。重機でがれきの山に突入し道を切り開いた。特に被害が深刻だった岩手県釜石市鵜住居の孤立集落では、炊き出しを行う「おにぎり部隊」、遺体を収容する消防団など、みんなが力を合わせ生き抜いた。

“命の道”をつなげた人々の6日間の闘い(以上、ホームページより原文転載)について、放映されました。

現在、私は防災士として、紙芝居の上演活動や防災ゲームと併せて、日頃の備えについてお伝えしています。特に、強くお伝えしているのは、自然災害のなか、道路の寸断などのインフラ復旧などにより、支援物資が届くのが3日後とされており、この間どう命を繋ぐかの行動と意識です。

また、ケガが病気をされた方、高齢者世帯の方には、その前に身近な支援が必要で、声かけ、必要な介助などが事欠かせません。

だからこそ、普段のおつきあい、自治会活動などで小さな繋がりをつくっておくことが大切で、公的支援に頼る前に自助、共助が基本とされています。

一方、救急車の現場到着所要時間は全国平均で約 10.3 分となっており(令和5年度、総務省発表)、内訳は、急病が1位で、6割が高齢者となっています。改めて、両親や近くにする高齢者への配慮が必要です。また、自身が高齢世代であれば尚更、日頃の命を守る意識を大切にしておきたいと思います。