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最初の上司

2019年10月04日 04時22分45秒 | 自分を磨きましょう
先日、最初の上司Nさんと1年ぶりに会食。楽しい時間を過ごした。高卒後、印刷会社に就職。希望していた営業部に配属され、Nさんとはその後42年間のつきあいである。

クリエイティブな感覚をもった上司だったので、いろんなことに挑戦をさせていただいた。印刷物の原稿へ企画力やデザイン性を取り込んだことで、お客さまからのオーダーが増えた。デザイナーやカメラマンとのやりとりが増え、感性が磨かれた1980年代。イベントの企画提案と運営、1990年後半には、インターネットでの販売など、印刷の枠を越えてビジネスに取り組み、新領域を開拓することができた。そのお蔭で今があると思う。

最初の上司との相性は、キャリアに大きく左右する。
神戸大学大学院経営学研究科教授 金井壽宏氏の研究によると、ミドルマネージャーの上司がメンタリング行動(キャリアの歩みにはずみをつけてくれたり、アドバイスをくれたり、見本や手本になってくれたりして、いわば師匠と仰ぐ人物のことを指す)を高度にとってくれている場合、あるいは、上司であるかを問わず内外にメンターがいる場合のほうが、パワーが充填させている度合いが強いとの報告がなされている。※藤井博、金井壽宏、関本浩矢著「ミドル・マネージャーにとってのメンタリング」(1996)他

私自身、これまでたくさんの部下を受け持ってきた。これまでのことを振り返るとともに、これから所属する組織の内外で、どのようにメンバーと関係性を気づいていくのか。そんなことも、この数日改めて考えた元上司との会食だった。

  午前様でした。


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