「前は、こういう人だったのに…。」
実の親の介護の中で、悲しい気持ちになる瞬間が何度もある。
人は必ず変わっていく。
以前から
『老化』という言葉は好きじゃなく、
誕生して終末を迎える迄の『変化』だと勝手に解釈している。
予測もしなかった介護
どんな状況であろうと淡々と普通に過ごすことが出来るのが理想だけど
今後どうなっていくのだろう?
この状況いつまで続くのだろう?
生活の中で小さな笑いや喜びもあるものの
絶えず心の奥で得体の知れぬ不安が存在する。
自分でコントロール不可能な自律神経の
交感神経優位な状態。
つまり『闘争』か『逃走』
物事をプラス思考に変換し、自分の脳を騙しても、身体は素直に反応する。
全身の筋肉の強張り、腰痛、股関節痛、食欲不振、不眠、だるさ、息苦しさ、下痢、吐き気、頭痛、目眩、動悸、不整脈…
孤独、悲しい、寂しい、恐怖、不安、怒り…
次々と 形を変えて身体や心に現れる。
「介護は 1人で抱え込むと潰れるよ。」
症状が出て、はじめて『潰れる』とはどういう事か理解できた。
乱れてしまった自分の生活ペースを戻す事。
無理をせず介護から少し距離を置き、任せられる事は介護のプロにお任せする事。
自分自身が夢中になれる事を探して取り組む事。
ストレスで横隔膜がかたくなり、呼吸が浅くて疲れやすい
気晴らしにランニングを試みるが
腰痛と股関節痛が完治しておらず、走ると痛んで逆に気持ちが落ち込んでしまう
しばらくランニングを諦めて水泳を再開
以前のように200mバタフライが泳げるようになるのが目標。
わずかでも時間を捻出してプールへ足を運ぶ。
一昨日のトレーニング
クロール 1000m
背泳、平泳ぎ、それぞれ150m
バタフライ25mを10本
クールダウン 背浮き500m
昨日のトレーニング
疲労が抜けず、呼吸も苦しい。
距離を気にせず、4種目泳ぎ 早めに切り上げた。
水泳は奥が深い。
ストリームライン、運動連鎖、タイミング…
どんなに疲れていても、水に入ると筋肉の強張りが溶け、泳いでいる間は泳ぎに集中出来る。
それに、腰と股関節の痛みが劇的に軽減してきた。
水泳、やってて本当に助かった。