平凡な日常・・・

運転免許証を取得し、２ヶ月が経過したコボン（息子）・・・「練習やから！」と毎日のアルバイトへＭ見ちゃんの愛車『スプリンター』で通勤。コボン・・・今日は珍しく、晩ご飯時にバイト先から帰宅。

コボン　「今日はガソリン入れてきたったで。僕って親孝行やろ」

Ｍ見ちゃん　「しかし・・・車に乗ってガソリン使ってんのはアンタやで。」

コボン　「だから入れてきたったんや。これ領収書。３２５７円。釣りが無かったら５０００円でもええで～」

Ｍ見ちゃん　「え～～～？バイト代で払うのんと違うの？」

コボン　「あったりまえやん」

Ｍ見ちゃん　「なにが親孝行やねん・・・」

コボン　「今日の飯は平安時代やな～」

Ｍ見ちゃん　「あんた平安時代に生きてたんかい？どれが平安時代なん？」

コボン　「魚が平安時代や！ワシは平成時代の飯が食いたい。」

Ｍ見ちゃん　「平成の飯って・・・例えばどんなん？」

コボン　「カレーとか、グラタンとかハンバーグや。」

Ｍ見ちゃん　「鯖の生命をいただくんや。有り難く感謝して食べんと鯖に失礼やで。」

コボン　「感謝してるけど、骨がめんどくさいな・・・」

　

ご飯、帆立照り焼き、鯖塩焼き、レンコン、大葉入り卵焼き、ほうれん草とヒジキのおひたし、ポテトとシシャモとチーズのグラタン、グレープフルーツ、ワカメ味噌汁、納豆・・・

Ｍ見ちゃんはパン２個追加

コボンが車で出かけるたび、心配でたまらないＭ見ちゃん。こんな平凡な夕飯時・・・しかし、こんな平穏な生活が送れること自体、幸せなことなのだ。