67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

OSCAR PETERSON PLAYS!

2006-04-08 04:56:15 | jazz & vocal
OSCAR PETERSON PLAYS ~ SONG BOOK
RICHARD RODGERS (VERVE MGV2057)
COLE PORTER (VERVE MGVS62052)
GEORGE GERSHWIN (VERVE MGVS62054)
HAROLD ARLEN (VERVE MGV2060)
DUKE ELLINGTON (VERVE MGVS62055)
JEROME KERN (VERVE 23MJ3119 JAPAN reissue)
HARRY WARREN AND VINCENT YOUMANS (VERVE MGV2059)
IRVING BERLIN (VERVE MGV2053)
JIMMY McHUGH (VERVE MGVS6092)

 長く自宅のレコードフレームの 中に絵画として役割を果たしてきたアルバムたちです。何のこっちゃと思われる方はレコードフレームからのリンクをよんでみてね! このアルバム群はあまり語られるコトはないですが、59年にまとめてそれこそ次から次へと録音が行われたアルバム群です。9人(ほかにはないですよね?) のcomposerの作品別にピーターソンがトリオプレイを聴かせるといった趣向で、9枚揃えるとちょっとしたジャズスタンダード事典といったおもむきで す。トリオは彼の黄金のトリオ、レイブラウンとエドシグペンです。演奏は短期間にコレをすべて録音したらしく、スタンダードへの造詣の深さを物語ってます ね。何といってもMERLE SHOREというアーチストのカバーデザインがすばらしく、コレを絵画代わりに使わせていただいてます。このアーチストについては、自分も全く知識があり ません。だれか知っている方、情報ください!!!なんともきれいなカラーリングのイラストは壁にかけるにはもってこいです。古いシリーズではクレフの DSMのピーターソンの背中をblackで描き背景の色を変えた10枚(11枚?)のシリーズがあるのは皆さんご存知の通りです。希少価値はこのDSMの ものでしょうが、自分は所有してません。非常に作品数の多いピーターソンですのでここまで足を踏み入れると泥沼です。アップしたアルバム群のセンターレー ベルはstereophonic, verve inc, MGM、国内盤再発まで様々です。
  ピーターソンの作品には駄作がないのも特徴ですよね。自分もそうだったように、ジャズを聴き始めの方には、ジャズの楽しさをストレートにわ かっていただける作品ばかりです。自分の最初のピーターソンはWE GET REQUESTSでした。コレをエアチェック(死語)してしばらく聴いていた覚えがあります。今でも取り出してときどき聴いてます。録音も申し分なし!オーディオ チェック盤としても知られていますよ。ビギナーの方には、真のおすすめ盤と思います。

Willie Smith

2006-04-07 06:33:20 | jazz & vocal
relaxing after hours with WILLIE SMITH and his friends/Willie Smith
(EmArcy MG26000)

 ウィリー・スミスこの名前を聞いて思い出すのは、1947年のパサデナのライオネル・ハンプトンのスターダスト・セッションです。あのくねるようなきれ いな音色で有名なテーマを奏でるアルトプレーヤーと言えば皆さんご存知ですよね。あるいはナット・キング・コールのアフター・ミッドナイトの冒頭、 "JUST YOU, JUST ME"でナットのボーカルのバックでオブリガートをいれるスミスのアルトにニヤッとされた方も多いと思います。そのプレイはキャノンボールやベニー・カー ターに通じる太くて芯のある音色で、時にはホッジス思わせる揺れるようなリリカルなアルトのようにも聞こえます。
  このエマーシーの10インチ盤はウィリー・スミスのアルトプレイを全編に渡って楽しむ事が出来る数少ないリーダーアルバムと思います。前述 のパサデナのライブの少し前、1945-1946年の録音です。ナンバーもMG26000とキリ番で当時のエマーシーがこれぞと思いリリースした背景が眼 に浮かびます。スウィングナンバーに加え、"THE WAY YOU LOOK TONNIGHT", "MY OLD FLAME", "SEPTEMBER IN THE RAIN", "WILLOW WEEP FOR ME"などのスタンダードも多く演奏時間は短いですがウィリー・スミスのアルトを堪能できます。
  ギターにレス・ポール、ピアノにアーノルド・ロスが参加しており彼らの好演も聴かれます。カバーはバックにニューヨークと思われる街を配し 薄い紫でウィリーの名前ロゴとアルトのイラストが描かれたもので、派手さはないですが初期のエマーシーらしいカバーですね。

将来のアイビーリーガース

2006-04-07 01:18:30 | Weblog

今日は、小学校の入学式です。
うちの次男坊が入学なので、彼の画像を載せてみました。
最近は、入学用の服装もすごいですね。ショッピングセンターに行けば”吊るし”でいろんなタイプのスーツが売られています。自分たちの時はどうだったか。母親が作った服だったような記憶がありますが、あまり覚えてないなぁ・・・
でもやたら子供が多かった記憶はありますね。

さて、彼の服装です。子供の服装は、親の自己満足でしかないのかもしれません。特に男児では、すぐ汚すし、破るし何ともなりません。基本的に彼らにとっては何でも良いのです。でも、TPOで着せてあげて感性や色使いなんかは身につけて欲しいと常日頃思っています。兄ちゃんのお下がりの紺ブレ、BDシャツ、レジメンのタイで、ショーツがブランド不明のグレンチェックです。さしずめ”将来のアイビーリーガー”って所でしょうか?自分もこんなグレンチェックのスラックスが今になって欲しいと思っています。(当然昔は持ってたのですが、ウエストがきつく今は入らないしかなり前に処分されている!涙)なかなかノータックのこういうパンツは最近は店頭で見ないですものね。

まあ、服装はさておき、入学おめでとう。

カラードヴィニル

2006-04-06 01:19:47 | jazz & vocal

James Moody/James Moody
(Argo LP648)

 カラードヴィニル、すなわちレコード盤が通常の黒ではないものを一般的にこういうふうな呼称で言うのでしょうか?はっきりした文献を見た事がないので定かではありません。有名なところではファンタジーレーベルの赤盤、青盤がありますね。



 このムーディ盤は、何とレインボーカラーなのです。自分が所有する盤は"DJ copies"のスタンプが押されておりセンターレーベルはアーゴのホワイトレーベルです。単に"DJ copies"なのでこういったcolored vinylなのかもしれませんが、オリジナルの一般むけリリ-ス盤は、果たしてこんな派手なレコード盤なのでしょうか?どなたか情報がありましたらご教示 くださいね。
 さて、演奏はというと、ムーディはマルチリード奏者であり、彼のフルート、テナー、アルトが聴かれます。演奏も、little giral blue, out of nowhere, Daahoud, yesterdays等とスタンダード中心で聴きやすいですね。さほど、個性の強いプレーヤーではないですがこの盤のカラーは特筆すベきのように思います。

ジョニー・ホッジス

2006-04-05 05:45:39 | jazz & vocal
Perdido/Johnny Hodges and his orchestra
(Verve MGV-8179)

 ジョニーホッジスは数いるエリントニアンの中でも、“ラビット”の愛称で親しまれているアルトサックス奏者で楽団のスタープレーヤーでありました。エリ ントン楽団でのプレイも有名なものがありますが、自分はclef~verveでリリースされたリーダーアルバム、特に御大抜きでのセッションが好きです。
 本日、紹介のこの"perdido"もそんなアルバムの一つです。エリントン抜きだと、よりリラックスした演奏となり、ここに収録のエリントンナンバー "MOOD INDIGO"などでは独特の音色で揺れるようなホッジスのアルトを堪能できます。このようなスローナンバーでのホッジスの吹奏は本当にうっとりさせてく れます。メンバーはホッジスの他にテナーにArthur Clark、トランペットHarold Baker、トロンボーンLawrence Brown、ピアノLeroy Lovett、ベースJohn Williams、ドラムLouis Bellsonで2曲でエリントン楽団のバンドシンガーであったアル・ヒブラーの渋いヴォーカルが聴かれます。ここでヒブラーの歌唱が聴けるなんてうれし いじゃありませんか・・・ヒブラーについてはまた別ログ必要ですね。
 自分の所有盤はVerveのトランぺッターレーベルですが、原盤はクレフかもしれません。カバーはホッジスの中でも、特に自分が好きなものです。パープ ルで入るタイトルロゴのセンスには完全にノックアウト!演奏もホッジス好きにはたまりません。残念ながらB-1にスキップありですが・・・

追記:ブログ仲間のNOTさんから貴重な情報を頂いた。この"Perdido"のオリジナルがノーグランの"Dance Bash"(MGN1024)らしい。ちょっと調べてみるとノーグランは"Perdido"のタイトルで再発しています(MGN1091)。本当にややこしいですね。

泣きのマクリーン

2006-04-04 03:48:09 | jazz & vocal
DESTINATION... OUT! /Jackie McLean
(BLUE NOTE BST84165)


 マクリーンが逝ってしまいました。もうあの泣きのアルトを聴く事はできません。奇しくも昨日、ファーマーをアップしましたが、自分をジャズに引き込んで くれたソニー・クラークの名盤クールストラッティンのフロントラインを連続でアップする事になりました。マクリーンの泣きのアルトに初めて接したのもクー ルストラッティンでした。その後、マルのレフトアローン、自身のカルテットでのセンチメンタルジャーニー、ジュビリーのネコのマクリーンときいて自分が ジャズを聴いていく上で、常にアルトの音色はマクリーンが基準でした。自分にとってはパーカーでもペッパーでもないのです。アルト、それはイコール、 ジャッキー・マクリーンでしたね。

 ビーバップ時代から後期のSteeple Chaseの盤までアルバムを所有していますが、大きく方向を転換しはじめたのが、名盤の誉れ高いレットフリーダムリングです。その後にも優れた、ややア バンギャルドな作品を発表していきます。今日のアルバムはGrachan Moncur IIIとHutchersonとの共演盤である"Destination Out"です。 前作、One Step Beyondで共演したGrachan Moucurとの共演盤で彼のオリジナル3曲とマクリーン自身のオリジナル1曲で構成されており、One Step Beyondをさらに成熟させた新主流派の演奏になっています。各メンバー抜群の緊張感あるソロが連続し、それを煽るロイヘインズのドラミングがすばらし いし、時折フリーキーなトーンで迫るマクリーンのソロのバックで神秘的な揺れるようなバイブのHutchersonのコンピングが効果的です。

 新潟石丸電気でかなり前に(多分26.7年前)新品で購入したUA♪盤で、最初は理解に苦しんだ覚えがあります。ジャケデザインがすばらしいのは言うまでもありません。謹んでご冥福をお祈りいたします。

EARLY ART

2006-04-03 05:04:46 | jazz & vocal
EARLY ART/ART FARMER
(NEW JAZZ NJ8258, Victor Musical Industries INC, reissue)

 今日はbassclefさんのところで少し話題になったジャズテットのアートファーマーで行きましょう。アートファーマーと言えば、トミフラとのワン ホーンの"ART"、エヴァンス、ゴルソンとの"MODERN ART"あとはジャズテットというのが一般的評価でしょう。特に、ワンホーンのARTのソフトな吹奏とトミフラのピアノのマッチングはすばらしく彼の才能 を十分に表現し、フリューゲルホーンの吹奏にも通じるところがある真の名盤と思います。
 さて、今日のアーリーアートです。54年録音の2つのセッションをまとめたもので、一つはロリンズとのフロントでシルバーがピアノのクィンテット、残り がケリーがピアノのワンホーンです。このケリーとのセッションの出来がすばらしい。少し線が細い感じがしますがオープンでしっとりと吹かれるバラードプレ イがうっとりさせてくれます。アップテンポではケリーが快調でスウィンギーなソロを聴かせてくれますし、ファーマーの明朗なトーンも気持ちが良いです。曲 も、オータムノクターン、I've Never Been In Love Befoe、I'll Walk Alone、Gone With The Wind、アローントゥゲザーとバラードのスタンダードが多くこれをほとんどトランペットのオープンで吹いているところが売りですね。 ロリンズとのセッションは、名前だけのオールスターに終わってますが・・・
 あまり話題にのぼらないファーマーのアルバムですが、良いですよ、コレ!!! 昔は1500円でこの辺のプレステッジがザクザクとLPで再発されてましたよねぇ・・・

サラ・ヴォーンのボーカル

2006-04-02 07:36:06 | jazz & vocal
Sarah Vaughan In The Land of Hi-Fi/Sarah Vaughan
(EmArcy MG-36058)

 サラのヴォーカルはいつ聴いても気持ちが良い。声の伸び、艶やかさ、声量、声域の広さどれをとっても白人美人ヴォーカルでは味わえないジャズ・ヴォーカ ル本来の良さがある。これを如実に証明したのが、同じエマーシーのブラウニーとの共演盤である事は誰もが認めるところです。後期のパブロのクリアな録音の アルバムももちろん円熟したテクニックが聴けていいが、初期のサラは声が若くて清々しいですよね。また伴奏陣のすばらしさも古い録音ならではです。前述の ブラウニーとの共演盤以外あまり注目されてないかもしれませんが、エマーシー、マーキュリーの他のアルバムやコロンビア盤でも初期の若々しいヴォーカルが 楽しめます。
 この盤はErnie Wilkinsのオケがバックですが、キャノンボールのアルトとブラウニー盤とおなじくジミー・ジョーンズのピアノ、ジョー・ベンジャミンのベース、ロ イ・ヘインズのドラムがフィーチャーされています。特に、この頃のキャノンボールのサウンドは太くクリアで絶好調さを物語っていますね。裏面解説には "THE FLORIDA FLASH"と紹介されています。
 ジャケはミントコンディションで盤はややノイズが多いですが、溝ありのエマーシーです。オリジナル????。わかりましぇーん。

龍河洞

2006-04-01 22:05:48 | Volkswagen


 鏡野公園までいっても、うちの子供たちが桜の花を見て納得する訳がないですよね。でもって、ここまで来るとすぐ近くの四国内屈指の鍾乳洞”龍河洞”まで 足をのばしました。当然のごとく、家族での移動となるとキャンパーです。丁度、洞窟の入り口の手前に広がる駐車場でも満開の桜が咲いていました。画像はそ こで撮影したものです。

 

 長男のT君は小学校の遠足で行った事があるらしい。K君、Uちゃんは洞窟ははじめて。暗くて狭くておっかなびっくり。道のり約1kmですが、100mぐ らい入ると、さすが子供、慣れてきて周りの水脈や石灰石に触れながら進んでいきました。 洞内の通路は、かなり狭いところもあるのですが、滝があったり、弥生時代の土器があったりで変化に富んだ景観です。最後は階段でどんどん上に上がってい き、全行程1kmを30-40分で出口に到達しました。かなり高低差があったのかパパ、ママは息切れ気味でした。高齢者は結構、大変かも?高知にきたらぜ ひ行ってみてください。夏は涼しいし、避暑にいいかもね。

鏡野公園

2006-04-01 21:15:19 | Weblog


 春休みの唯一の休みがこの週末にやってきました。残念ながら、午後から雨の予報。折角、満開の桜が散ってしまう・・・。今、行くしかない。今年は、桜を 見に出かけようという事で、弁当こさえて香美市の鏡野公園へお花見ピクニックに行ってきました。鏡野公園の桜は全国桜100選に選ばれた県内でも有数の桜の名所です。遅くなると駐車場が厳しくなると考え、南国ICまで高速利用、そのあ と下道を約30分走って鏡野公園に着きました。丁度、高知工科大学のキャンパス南側に連続する芝生の公園です。大学との境の道路は、桜のアーケードになっ ていました。残念ながら曇天でしたがなかなか見事な桜でした。高速のって見に行ったかいがありました。



 桜の季節は、紅葉と異なり、雨や強風ですぐに終わってしまい、花を十分に拝めない年もありますよね。今年は何とか人並みに桜をめでる事ができ少ししあわせな気分です。調子に乗って、接写なんかもしてみました。我ながらいい出来!(フフフ)