原始的不能にならないように

2016-08-17 00:02:45 | 司法試験関連

皆さんは、自分なりの「ロードマップ」を具体的にイメージできていますか?

現時点のポジションと1年後における合格ラインとの「標高差」が残り1年弱で詰めなければいけない「道のり」になります。

山登りにたとえればわかりやすいですね。24時間で麓から頂上まで登りきる場合、20時間たった時点でまだ5合目あたりにいるとしたら、予定通りの登頂は物理的に無理ですよね。この時点で「挑戦失敗」は確定なのです。

20時間経過時点にいるべき場所はどこなのか(例えば8合目としましょう)。まずその点をイメージして、次に20時間でどうやって麓から8合目まで行くのかを考えます。20時間で8合目目まで行くには、6合目に何時の時点で到達すべきかも自ずから決まってきます。全行程、この繰り返しです。

受験勉強も同じで、10月の時点、12月の時点、3月の時点などで、ある一定のポジションまで実力を上げていなければ、その年の挑戦はその時点で既に「原始的不能」なのです。いくら頑張っても、残り1時間で6合目からの登頂は無理なのです。

ところが、この点がイメージできていない受験生が多いように感じています。既に1月の時点でその年の合格は原始的不能な状態だった、などとならないように注意しましょう。本当に注意すべき点です。

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