昨日の午前中はしっかり降って、
午後からは太陽が出たが蒸し暑く仕事にならなかった。
雨の中だったが自然薯畑の巡回と、
ちょっとした測定をしてみた。
昨年は7月中旬あたりから蔓の生長点で壊死が始まって、
結果として早枯れしてしまった。
県の農業普及員から石灰欠乏による現象と言われ、
緊急対応としてカルシウム成分を葉面散布して対策した。
今年は冬の間に苦土石灰を入れて、
酸性土を中和させアルカリ土壌に近づけた。
そして酸度計のph値は6.5でした。

自然薯栽培の適正域は5.8~6.6ぐらいなので範囲内で収まっている。
昨年が5.8ぐらいだったので値的には改善している。
もう一つ葉面にダニとかアブラムシの卵がいないか、
葉の裏を拡大鏡で覗いてみた。

これは10倍のルーペで1mm以下の虫も確認できます。
覗くとこんな感じです。

数ヶ所の葉を見てみたが特に異常なかった。
土壌の影響や病害虫はこれから旺盛に発生するため、
7月以降も観察を続け必要な対策をしていきます。
< 土の気持ち酸度計で聞いてみる >