晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

玉つき移動 しかし・・

2017-09-30 06:21:55 | 人生
LED液晶テレビが出始めたのは10年ちょっと前だっただろうか。
そんな頃に37インチを大枚17万円もはたいてブラウン管テレビから買い換えました。
最近視聴中に突然映らなくなりスイッチの入れ直しや、
B-CASカードを抜き差しすると回復していました。

今流行りの4Kや8Kでなくてきちっと映ってくれればいいと、
普通のフルハイビジョンテレビをネットで探していました。
43インチの国産大手だと安くても6~7万円します。
でも年金生活者にはこれでも高価です。

そこで狙い目を国内準大手で発売日が新しいテレビにして、
量販店のネットサイトを注視していました。
時々やっている一夜限りのナイターセールで発見です。

元々このサイトは他の量販店サイトより数千円安かったが、
それでも中国メーカーのテレビよりは高く、
この日は一気に一万円近くの安値です。
5年間保証をつけて約44000円でした。
10年前の17万円は何だったのかな。

二日後には商品が届き自分で設定して、
前より薄く軽くなり綺麗に映り、
更にちょっぴり大画面で爺はご満悦です。


ところがここで問題発生!
元のテレビは全く視聴できない訳でないので、
寝る前に見るだけの今は、
小さいテレビがある母の部屋へ持っていこうとしたら、
転倒防止で途中で下に入れた接着ジェルが剥がれません。
すぐ下がたまたま回転式の台板だったので、
板ごと外して移動することに。


次はこの部屋にあった22インチテレビの引っ越し先です。
考えあぐねた結果、
私の作業場兼BBQ場に移動することに。
しかしここでも接着ジェルが剥がれません。
小さな台だったのでテレビと一緒に引っ越しです。


地震対策とはいえ剥がれないのは問題ですね。
叩き割るしかないでは廃棄する時に困ってしまいます。

< 断捨離できず共にあの世へテレビもか >
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六次産業化を学ぶ

2017-09-29 06:22:48 | じねんじょ
今月末はちょっとした学びの時間を過ごしています。
一昨日は足を延ばして三河の研究所と産地を訪ねました。
昨日は犬山市役所内での研修会に参加しました。

タイトルは六次産業化人材育成研修会とあって、
毎月一回の全五回です。


六次産業化って?
一次が農業でいえば生産そのものです。
二次が農業生産物を製造とか加工して商品化すること。
三次がその商品を流通に乗せて販売することです。

この一・二・三を足しても掛けても六となるから、
この全体の事業を総称して六次産業化といいます。

ことに一次の生産者の今までは、
作るさえいれば後はJAや市場がさばいてくれるというものでした。
しかしこれだけだと言い値相場となり、
低い相場から収益もままならないのが現実でした。
しかし付加価値をつけて販売すれば何倍ものの収益を生みます。

こんなうまい話はないと思うが、
資金やノウハウなど課題がいっぱいあって、
素農民が簡単にやれる事業ではありません。

とは言え何も知らなくては前に進めれません。
呆けた脳みそにどれだけ刺激を与えることが出来るか、
全くの未知数ですが全五回の研修会が始まりました。


じねんじょ部会から3人出席していますが、
20人以上の受講生の中で次に繋がる新たな出会いもありました。
やっぱり最後は人と人の出会いですね。

< 六次と聞き今何じかと呟きが >
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稲武へ

2017-09-28 06:57:07 | じねんじょ
昨日は今にも降りだしそうな曇り空を背に、
一路三河地方にある豊田市稲武町へ向かいました。
同じ県内なんだから県内の高速道路から行けばいいではないかと思ったが、
ナビで検索すると岐阜県の恵那インターまで行って、
そこから稲武へ向かうのが早いと出ました。
それでも1時間40分かかりました。

目的地は愛知県農業試験場山間研究所です。
自然薯「夢とろろ」を開発し、
県内の山間地全域に栽培技術を広め20年以上なります。
以降も様々な条件の元で改良技術の研究に取り組んでいる、
いわば私たち自然薯栽培者にとって、
総本山ともいえる地です。




研究内容の説明を受けた後に、
実際の研究畑を見学し説明を受けました。


収穫には一ヶ月以上早いが掘ってくれました。
大きいのは既に100cmもあります。
これから太くなります。


栄養を取り入れる吸収根がしっかり伸びています。
部会員から様々な質問が飛びましたが、
丁寧に答えていただきました。


今年から3年間は自然薯栽培の技術を更に深化させるため、
特別に予算が多くついたと言うことで、
研究所の先生たちのやる気が伝わってきて頼もしい限りです。

午後からは稲武地元の自然薯部会にお邪魔しました。
我々と同じ網室で話を伺いました。


同じことをやっていても使っている資材は違います。
どんな方法が最も効率的に栽培できるか、
知恵の出しどころですね。


個人の栽培畑も見学しました。
ここでもびっくりです。


見事に育っている蔓葉ですが、
化成を使わず全て有機肥料で育てています。
このこだわりに唸ることしきりです。


“井の中の蛙大海を知らず”ではいけませんを、
肝に銘じた一日でした。

< 住めば都でなく大海に出て我を知る >

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今年は厳しいか

2017-09-27 06:16:53 | じねんじょ
秋と言えば実りの秋です。
稲作や果樹の多くが収穫されます。

ジネンジョも秋の収穫物ですが、
サツマイモなどのイモ類の中では遅く、
掘り上げは11月下旬ですからまだ2ヶ月近くあります。

さて今年の出来はどうだろうか。
これはムカゴから育てて来年の種イモ用です。
掘ってみないと分からないが今のところ順調です。


今年使う薯はどうだろう。
正直厳しいです。
その一つは、
春の種イモの植え付け時に、芽出しを失敗して多くを腐らせてしまったこと。
二つ目は、
今月の台風で一部が倒れて蔓が切れて生育が止まってしまったこと。
三つ目に、
まだ二ヶ月近くあるのに蔓葉が枯れはじめたこと。
炭疽病が蔓延し始めており、
防除薬を散布しているが好転の兆しが見られません。
10年以上栽培しているが今年は最悪の年となるか。

このままいけば贈答用の提供は無理で、
ファミリー用のカット自然薯もかなり厳しい状況です。
冷凍すりおろしのみの提供になるかもしれません。

試し掘りを11月中旬に行いますが、
例年事前予約していただいている方には、
10月にもお断りのお知らせをすることになりそうです。

山中のジネンジョ畑はイノシシの巣窟ですが、
電気柵に守られて今のところ、獣害だけ無いのはせめてもの幸いか。
柵の外はイノシシに荒らされ放題です。


今日は部会のみんなとで、
自然薯づくりの発祥の地である三河の山奥へ、
見学と研修に行ってきます。

< ジネンジョ何年やってもど素人 >
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猛毒?彼岸花が満開です

2017-09-26 06:29:08 | 季節のたより
秋のお彼岸も今日が彼岸明けの最終日です。
そしてお彼岸にあわせるように、
畑や田んぼの土手に咲くヒガンバナが満開です。
秋の風情ですね。


赤色鮮やかな花ですが、
実は花・茎・葉にも毒を持つ「全草有毒(せんそうゆうどく)」
草のすべてに毒を持つ恐ろしい植物なんです。
特に球根の毒性が強いようです。

田んぼや畑ではモグラやネズミが嫌がるため、
先人たちが積極的に植えました。
イノシシだって食べないはずだけど、
効果を聞いたことないな。

墓地にも多いですね。
土葬の頃はネズミの進入を防ぐためだったようです。


花に触るくらいならいいが、
折って茎の汁を口にしてはいけません。
特に小さいお子さんには気をつけてあげましょう。

きのこみたいに食べる人はいないでしょうが、
大人でも2gを口にするだけで吐き気や腹痛が起き、
10gが致死量と言われるほどの防毒なんです。

白い彼岸花もあるようです。
イメージをワントーン優しくしてくれますね。
花言葉は情熱・再会・想うはあなた一人とか。

いずれにしても野に咲くヒガンバナは鑑賞だけにしましょう。

< ヒガンバナ毒ありても近づきたし >
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