35年前、地域の先輩たちが国有林の自然休養林事業にともないキャンプ場を開設し、
営々と引き継がれてきましたが7月の集中豪雨で壊滅的被害をうけてしまいました。
9月から林野庁と5回の会議、初めてとなる組合の臨時総会を経て
事実上の廃止となる休業と決定され運営を中止することとなりました。
20年前は八曽だけで1万人以上の来場があったものの近年は
手前のモミの木が圧倒的に多く10%もなく宿泊から日帰り、
団体から個人への変化が顕著となっていました。
今回の被害の致命傷のひとつは水源の確保ができなくなったこと
数百万円の負担は組合の体力がありません
もうひとつはモミの木からの林道が危険なため一般車の通行ができなくなったこと
ひと昔前のように2kmを荷物を持って歩く文化は現代の若者にはありません
他にも種々ありますがこれからはモミの木キャンプ場1本でいくことになります
と言う訳で八曽の施設の撤去を開始しました
まず老朽化が著しいバンガローからです
10棟のうち1棟は7月の豪雨で流れ、傾いたのが多々あり
安全に配慮しながらとりあえず5棟の解体ができました。
今後冬の間にさまざまな片づけをすることとなります。