晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

やっと土壌消毒

2025-03-09 06:02:38 | じねんじょ
このところ晴れても北風が強く、
今やっておかねばならない土壌消毒をやれずにいました。
昨日も午前中は雪が舞ったり小雨にもなって諦めていたが、
午後になったら薄日が差してきて難敵の風も無い。
今しかないと作業開始です。

先ずは消毒剤の散布です。
長年バスアミドを使っています。
ピクリンのように猛毒でなく、
比較的安全に作業出来て効果を発揮してくれます。

10kg入りで約15,000円です。
今年は1袋で足りないだろうと2袋購入した。
自然薯を何人に売ればこの分を回収できるかと、
考えたら農業はやらない方がいいですね。

昨年買ってみた散布器が便利です。
振りながら均等に微粒剤を撒いていく。

撒き終わったらトラクターで耕起です。
土と混和させ水分に反応しガス化することによって、
連作障害が軽減されます。

ガスが飛散してしまわないよう、
最後にビニールシートで全面覆った。
この状態を3週間続けて効果を維持させます。

この畑が自然薯栽培のメイン畑なんだが、
広さは2アールちょっとあるだけで、
ここで約400株栽培します。
この他に小さな畑が3ヶ所あり順次同じ作業を繰り返します。
広い畑があれば一回で済むが、
山際の里にはまとまった土地が無くて手間ばかりかかる。
一人作業で2時間半かかったが、
先ずは一ヶ所やれて一安心です。

< 土蘇る一つが土壌消毒 >
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久しぶりの発送

2025-03-08 06:04:49 | じねんじょ
昨日は久しぶりに2件の宅配発送がありました。
いずれも「味付き冷凍自然薯」です。

12月から掲載していた犬山市のふるさと納税の返礼品ですが、
2月末で掲載を外しました。
これは在庫が無くなるのを見越しての、
当初からのスケジュールです。

返礼品は「味付き冷凍自然薯」のみで、
6パック入りで10セットぐらいを見越していたが、
結果は目標の半分程度で終わってしまった。
ふるさとチョイスで自然薯と検索するだけで、
400件もの返礼品がある中でよく健闘したのかも。

そんな中で最終日に滑り込むような形で1件申込みがありました。
申込者の名前を見ると見覚えがあります。
そう12月に申し込んで頂いた人です。
2月末限りと表示していたので、
もう一度食べたいと思われたのでしょう。

「食べれば納得の味が簡単に食べれる」を、
来年度はいかに広めるかが課題かな。


もう1件もリピーターのお客様で、
前とは違う方への発送です。
味付き冷凍自然薯はリピーターの割合が多い。
それだけ又食べたいとか、
他の人に薦めたいと思っていただけるのは、
生産者として冥利に尽きますね。

冷蔵庫には元となる自然薯が30kgぐらいの在庫があるが、
味無しの「冷凍すりおろし自然薯」を、
定期的に城下町の店へ納品しているため、
今年は5月くらいまで販売できるかです。

< 目指すは又食べたくなる自然薯 >
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冷蔵販売

2025-03-06 05:56:39 | じねんじょ
3月5日は『啓蟄』と昨日紹介しましたが、
併せて七十二候の初侯が『蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)』です。
ほぼ同意語ですね。
蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)とは、
土中で冬眠をしていた虫たちが、
暖かい春の日差しの下に出てき始める頃のこと。
土から出るとは言わずに、
戸をひらくと表現する所に虫だけでなく、
冬眠から目覚め始めるすべての生き物に対して表現豊かな感性ですね。

湯の華直市場へ自然薯を出荷販売して3ヵ月になります。
現在は感謝セールと銘打って通常より2割以上割り引いて販売中です。

そして先月から市場内の冷蔵コーナーで陳列しています。
市場で販売しているのはこのカットパックと
冷凍コーナーの味付きなんですが、
カットパックは真空化しており保存性が高い商品です。
ただ野菜を真空パックして常温で長期間置いておくと、
「ボツリヌス菌」が増殖すると言うリスクがあります。

置けば直ぐ売れ回転が良い年末年始はいいが、
2月以降は二日で一個売れる程度なので、
出荷数を少なくし売れたらその分を補充するのと、
陳列の置場を冷蔵コーナーにしてもらいました。

ただ在庫が少なくなってきているのと、
これから忙しくなり市場へ通う時間が無くなるため、
今月中旬には全て引き上げるつもりです。

< ボツリ菌増やさぬとパックは冷蔵 >
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部会も啓蟄

2025-03-05 06:02:18 | じねんじょ
3月5日は二十四節気の一つ『啓蟄(けいちつ)』です。
啓蟄とは虫が冬眠から目覚め活動を始める頃のこと。
実際に虫が活動を始めるのは、
日平均気温が10℃を超えるようになってからで、
鹿児島では2月下旬、東京や大阪で3月下旬、札幌は5月上旬頃とのこと。

虫が冬眠から目覚めると、
それを補食する小動物も冬眠から目覚め動き始めます。
先週は暖かったのでサッシの下で冬眠していたカメムシが目覚め、
部屋のあちこちへ出没し困っています。

昨日はそぼ降る雨の中JAでじねんじょ部会の役員会でした。

役員会は奇数月に役員と県・JAの8人で開催し、
二ヵ月毎に共同作業等の段取りを話し合っています。
今月は来週から楽田と塔野地の畑で種イモ掘りを行い、
来月は新サポーターを迎えて共同圃場での自然薯栽培が始まります。

新年度からは会員とサポーターを合わせて40人体制となり、
ほぼ毎週1回の共同作業をこなしながら、
自分の畑も掛け持ちでこれから始まります。
部会活動も虫になぞらえれば今日から『啓蟄』ですね。

< 啓蟄に虫も人も動き出すや >


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新メニュー開発中

2025-03-04 06:12:33 | じねんじょ
昨日はほぼ一日雨でした。
今日も雨予報です。
真冬ほどでないが寒さが戻るとのことです。

そんな昨日は城下町の店へ自然薯の納品でした。
朝10時前で雨の城下町は観光客もほとんどなく、
静かなたたずまいです。
通りにの先に犬山城が雨に霞んで見えます。

お店はうどんやテイクアウトを得意としており、
自然薯は『犬山うどん』や『アイス』などに使ってもらっています。

マネージャーと話していて、
現在自然薯入りの新メニューを開発中とのこと。
『自然薯専門店』と言われるように、
商品メニューを増やしていきたいとの話された。
生産者としては励みになります。
今年は在庫との関係で5月ぐらいまで納品できるかな。

< 城下町新作で薯専門店へ >
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