晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

田植えとカルガモ

2013-05-31 06:32:59 | 野菜・果樹づくり
日本人の食文化を支えるのは、やっぱりお米です
自分が食べるくらいは自分の手で作りたい
ほぼ自家消費のみの耕作なので、田植えも一日で終わる



いつごろから、この田んぼ周辺にカルガモが住みついてしまった
田植えの傍らで人に警戒することもなく
悠然と泳いで餌をつまむ鳥さんだ
ツガイなのか親子なのか行動は同じ

かってアイガモ農法と言われ、アイガモのヒナを田に放ち
雑草を食べてくれると言うふれこみがマスコミでも取り上げられた
これはあくまでヒナのアイガモであって成鳥ではない

カルガモも似たような鳥だが
問題なのは植えたばかりの苗まで食べてしまうこと
こうなると害鳥と言わざるをえない
隣の人の田んぼはコシヒカリなので1ヶ月早い田植えだったが
相当食害にあったと聞かされた

こちらが田をかきまぜ水を張り、苗を植えたので
餌を求めてやってくるのに無理はない
対策をどうするか思案のしどころです
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山法師

2013-05-30 06:42:46 | 山野草鳥獣花
そろそろ終わりに近づいたが、庭先では白く清楚な花が
訪れる人を迎えてくれた

家を新築した時に植えたから
10年余に渡って私たちを見守ってくれている
ただ昨年はこの中にスズメバチが巣をかけ大騒ぎになる



学名は  Cornus kousa(コーナス クサ)で
   Cornus : ミズキ属
   kousa : 昔の箱根の方言でヤマボウシを「クサ」と呼んだそうだ
 Cornus(コーナス)は、
 ラテン語の「cornu(角)」が語源で材質が堅いことからで
 赤く色付くハナミズキは人社会で言えば親戚にあたるそうな

いかにも日本的な呼び方である「山法師」は
中央の丸い花穂を坊主頭に
4枚の白い花びらを白い頭巾に見立て
比叡山延暦寺の「山法師」になぞらえたと言われている

1本の木にも接してきた人々の想いがあって
いわれを辿れば奥が深い
広い意味で言えば
何でもない暮らしの一コマが
人類の文化とつきあっていることになる

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梅雨入りしたとみられる

2013-05-29 07:14:12 | 季節のたより
東海地方も早々と28日に梅雨入り宣言した
昨年より11日早い
早く始まったから早く終わって欲しいのは人情だが
こればかりは定かでない

ところで気象庁は梅雨入りの表現を
「○月○日ごろ梅雨入りしたものとみられる」と
何故か曖昧な表現なのが気になる

ネットで調べてみたら

・昭和60年以前
 梅雨入り、明けを非公式の「お知らせ」として発表していました
 これがいわゆる「梅雨入り・明け宣言」と一般に呼ばれていました
 そして秋になってから正式な時期を確定しておりました

・昭和61年~平成6年
 梅雨入り、明けが正式な気象情報として採用され、日付を特定して
 発表されていたが、状況に応じて修正さておりれました

・平成7年~平成8年
 「日付を特定することに無理があった」として梅雨入り、明けの発表
 を「上旬のはじめ」「下旬の半ば」という旬単位での発表に変更し
 事後発表に変更しておりました

・平成9年~現在
 この表現では分かりにくいとの指摘が相次いだため
 「○月○日ごろ梅雨入りしたものとみられる」と日付
 を特定したものの含みを持たせた発表に変更された

ということです。
宣言してから天候が回復し、クレームが相次いだため
「・・・とみられる」なんて文句にするなんて
気象庁の苦労の一端がうかえます

一応の目安として
「曇り、又は雨が1週間以上続くと予想された時に梅雨入りとなり、
梅雨明けは晴れが1週間以上続くと予想された時」があるようです

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梅雨入り間近

2013-05-28 06:44:50 | 季節のたより
九州が梅雨入りしたとみられるとテレビで言っていたが
今年は全体に早い梅雨入りとなりそうです

ただ畑では乾燥状態が極限となっているため
梅雨の雨を待っていられなく定期的に潅水を行っている



用水路設備が整っているわけでないので
軽トラックに水を入れた給水タンクを積み
エンジンで潅水する

大地にしみこむ水を見ていると
人も植物も水がなくては生きていけないんだな
と感じる一瞬です

出来るだけ水効果を長持ちさせるため
ワラを細かく切って畝を覆っておくことも大切なこと
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日々是好日(にちにちこれこうじつ)

2013-05-27 06:49:16 | 人生
中国唐時代の雲門文偃(うんもんぶんえん)禅師の悟りの境地を表した
最高の言葉とされ、私の好きな言葉の一つです
我が家の和室で一年を通して掛けてある掛け軸だが
毎日家族を見つめる
人生の指針であり、戒めの言葉といったところか



ほとんどの人にとって毎日は平凡なくらしそのものであり
特別な日とかイベントばかり続くことはない
平凡な生活の中に何を見つけるかということか

先日のクラス会では何人かの訃報を知らされたが
自身もいつかはこの世を去ることとなる

今、生かされていることに日々感謝し
毎日積極的に精一杯生きることこそ
禅師が言う好日にあたるのかもしれない


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