宣伝戦略

大型連休の開始と同時にキャンプ場では
ある商品のサンプリング配布を行っている

それは大手ビールメーカーのいわゆる第三のビールだ
加盟するキャンプ場協会の経由で数百本が届けられた
昨年は違うメーカーのノンアルコールビールであった

こうした販促グッツはあらゆる大手メーカーがメディアも含めて実物配布もしている
その宣伝広告費たるやいかばかりかだが
それらは消費者が買う商品に転嫁されている



ともあれ無料で渡されるお客さんは大喜びです

私たち小規模施設はせいぜい近隣自治体の応援をもらうとか
クチコミとかＨＰで広げ、まず来てもらいリピーターになってもらうぐらいしかできない

先日も東邦高校の200人が遠足でＢＢＱに来てくれた
八曽モミの木キャンプ場の良さを体感してくれたと思う
彼らが大人になった時、新しい仲間を連れて来ることを期待しよう

ムカゴ播きの準備

ジネンジョ栽培では来年の種イモづくりも大切な作業です
今年は500粒くらいを予定しており
昨年の反省から二通りの方法で栽培する



一つは写真左側の波トタン60cmサイズを使う方法だが
下部にストッパーをつけた
伸びすぎたイモが土中に侵入するのを防ぐため

一つは右側のダクトチューブを50cm＋受け口の方式
昨年通常の長さである1mのダクトで種イモがなくて
ムカゴを播いた100～200gの種イモが採れたため
１ヶ所に２ダクトを置き各々に2粒づつ播きます

従って今年は育苗箱方式は行いません
成否・成果は秋にでます

定植したが・・・

このところの寒の戻りは異常です
あれだけ暖かった3月の反動故か、4月は農家泣かせだ
野菜の苗を植えることができない



4月半ばに定植したジネンジョ15本すべてが
22日までの霜ですべて先端部が凍死してしまった
種イモそのものへの害でないので、時間は遅れるが
新しい芽が出てくるのを待つしかない

加温室ではどんどん芽が出、大きく伸びているので
外気に慣らすため外に出して1週間
お隣さんと蔓が絡み合って、長いのは50cm以上に

もういいだろうと40本程を定植した
モミガラ薫炭を発芽部中心にまぶす方法をとっている
通気性や保水性を高めたり根腐れを起こさせないようにするための
農家の知恵の一つでしょうか
更に5月の連休にかけて数百本を定植することとなる

米づくり

春は野も山も緑で埋め尽くされる
自然の生き物たちが動き始める今が
野菜や米作りの準備に忙しい日々を送っている



稲苗をつくるためのモミまきを行う
昨年収穫して保存しておいたモミを1週間くらい前に取り出し
まず塩水で浮くモミを除去し、ベンレートＴで消毒する

浸水を4～5日おこない後半に加温して発芽させて
この日に至ったもの
この先1ヶ月かけて田植え用の苗に育てる

私は自家消費がメインなので少量栽培だが
大規模農家はＴＰＰで存亡の危機に直面すると言われる
これ以上荒れる日本の自然風景は見たくない

変遷

誰でも人の顔は世の中で、3人そっくりさんがいると言われる
芸能人や有名人に似ていれば何か得したような気になる

ただ似ていると言っても他人は他人
たまたまいっときの時期に雰囲気で言うことが多い

顔は人生の流れとともに変わるもの
ましてやこの年になれば若き頃の面影もなくなる

自身、高校生の頃は舟木一夫に似ていると言われ
中年の頃は三浦友和と言われ
最近は先日の旅先で名古屋市長に似ていると言われた

加齢とともに顔の張りがなくなり
どこにでもいるおじさん風になるのはいたしかたないにしても
印象の良くない人に似ていると言われるのはいい気分でない

ともあれ、この先誰に似ていると言われようと
今の顔でいくしかない
顔は変遷しても心が変わらなければいい