晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

厳冬を生き抜く

2025-02-07 06:06:53 | 季節のたより
2月3日が立春でしたが今週は大寒波となってしまったものの、
七十二候では『東風解凍(はるかぜこおりをとく)』の一節でした。
東風解凍とは周期的な低気圧の通過により、
春の兆しとなる暖かい春の風が吹き始め、、
冬の間張りつめていた氷を少しずつ解かし始める頃のことです。
まだまだ大寒を過ぎたばかりで時折寒波がやって来ますが、
季節は着実に春へ近づいていることは確かです。

昨日も朝方雪が降って道路を見てみると、
日陰は雪が溶けていなかった。
雪の影響はないかと家の周りを歩くと、
我が家周辺をテリトリーとする野鳥たちと遭遇です。
いつものモズ君です。

その隣ではメジロが何羽かで、
あちこち忙しく飛び回っています。

カラスも屋根の上から獲物を探しているのかな。

他にもヒヨドリがキーキーと鳴きながら枝の間を移動している。
トンビは大空をゆっくりと舞いながら餌を探している。

厳冬でも鳥たちは寒さをいとわず生き抜いています。
かといって彼らも寒いのは人間と同じです。
モズやスズメが普段より膨らんで見えることがあるが、
これは冬用のふんわりした羽根に生え変わることと、
ふんわりした羽根を立てて暖かい空気を中に取り込み、
自分の熱で暖めて体を保温するため、
身体全体にボリュームが出て見えるのです。

野鳥ばかり見ていてはいけない。
目的は家の点検でした。
物置の樋から水が滴っているのを発見です。
 

脚立に登って確認すると排出口にゴミが溜まって、
雨水が流れなくなっていた。

時々点検することは大切ですね。

< モコモコと膨らむ野鳥の冬対策 >
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落ち葉の絨毯

2024-12-06 05:58:46 | 季節のたより
12月に入っても日中はポカポカ陽気だったけど、
昨日あたりから木枯らしが吹き始め寒さが身に沁みる。

自然薯仲間から檜の葉を頼まれていて、
山中の畑へ出かけたところ毎年の光景に遭遇です。
落ち葉の絨毯です。
一瞬の光景なのでタイミングが合わないと見れない。
更に強い風が吹けば霧散してしまう。

この辺りは雑木林のため木枯らしが吹くと、
道一面に広葉樹の枯葉が落ち埋め尽くす。
車でかき分けるのがもったいない感じです。

檜は成木だと枝は上の方にしかなく、
目指す小枝は人の手が届くところに無い。
落ちた種が育ち数メートルの幼木となったあたりが丁度良い。
何に使うかと言うと、
自然薯を贈答用として使う場合に箱へ一緒に入れると、
ヤマノイモの雰囲気が醸し出されるためです。
私はそこまでのこだわりは無いのでやっていない。

今日は我がじねんじょ部会主催の品評会です。
逸品を持ち寄り競い合います。

< 木枯らしが絨毯敷き通りゃんせ >
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能登へ支援募金

2024-10-03 05:58:17 | 季節のたより
10月3日からは七十二候の一つ『水始涸(みずはじめてかかる)』です。
水始涸とは田の水を落として稲穂の刈り入れを始める頃のこと。
米農家は収穫の最盛期で大忙しですが、
黄金に色づいた稲穂が輝き風でなびく風景はとても美しいです。
日本の秋の原風景ですね。

秋の彼岸の頃の象徴的な花と言えば彼岸花です。
10月に入ってもあちこちで紅の景色を醸し出しています。
 

能登は元旦の大地震と先月の豪雨で二重苦に見舞われて、
何でと言う思いでいっぱいです。
早く復旧復興して欲しいとの思いで、
ささやかですが募金しました。

毎日ネットを閲覧するだけでサイトによっては、
ポイントが貯まる仕組みがあって、
『塵も積もれば山となる』です。
この中からの募金ですから、
どこかへ出かけてでなく簡単に出来ます。

石破新内閣が発足したが、
兎に角一番の仕事は能登から始めて欲しい。

< 稲穂垂れ先ず能登だ新内閣 >
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鶺鴒鳴(せきれいなく)

2024-09-12 06:06:19 | 季節のたより
9月12日からは七十二候の一つ『鶺鴒鳴(せきれいなく)』です。
鶺鴒鳴とはセキレイが鳴きはじめる頃のこと。
身近なところでは、
『セグロセキレイ』

『ハクセキレイ』


『キセキレイ』がいます。


畑を耕すと虫を探しに直ぐにやってくるのはハクセキレイです。
セキレイの世界では同やらハクセキレイが勢力を伸ばし、
残り二種は生殖域が狭まっているとのこと。
自分的にはキセキレイの鳥姿が好きだけどね。

スズメなどに比べればそこまで馴染みがない鳥かもしれないけど、
日本で最も古いと言われている「日本書紀」に登場しているんです。
日本で最初の夫婦と言われるイザナギとイザナミは、
セキレイが尾を振る姿を見て結ばれた書いてあるとのこと。

そこからセキレイは縁結びにご利益がある鳥と呼ばれています。
セキレイが長い尾をしきりに上下に動かす姿は特徴的です。
淡路島屈指の縁結びパワースポット『おのころ島神社』が有名で、
静岡県三島や広島県ではセキレイを神の鳥 としているとのネット情報です。

話は変わりますが秋の味覚『栗ご飯』を、
我が家のクリでやっと食すことが出来ました。

< 鶺鴒見て子孫繫栄手合わす >
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綿柎開(わたのはなしべひらく)

2024-08-23 06:11:34 | 季節のたより
8月22日からは七十二候の一つ『綿柎開(わたのはなしべひらく)』です。
綿柎開とは綿を包む柎が開き始める頃のこと。
柎(しべ)とは花の萼(がく)のことです。

どんな花かとネットで検索したら、
綿の花ってこんなに可愛らしい。
一見オクラの花に似ていますね。


花が終わり実になって柎が開き始めると、
ふわふわとした綿毛が中からとび出してきます。


この綿毛をほぐし綿の糸を紡ぐとのこと。
人間の知恵って凄いですね。

昨日は朝と夕にしっかりと汗を掻いた。
先ずは自然薯畑へ一週間ごとの「鉄力あくあ」の散布。
これは30分ほどで完遂。


次に電気柵の下を軽く部分的に草刈りするつもりが、
ここもあそこもと広がって1時間近くやる羽目に。
しっかり汗を掻いてしまった。


堪らずシャワーを浴びて後はスローな時間です。
昼間は事務作業でパソコンとにらめっこしていたが、
夕方再び草刈機で草と格闘した。

台風10号が心配ですね。
予想経路を見ると東海地方へ向かっている。
『これはえらいこっちゃ』

< 晩夏いつのことやら大汗の畑 >
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