gooの「人気の大喜利」に、新雪の中、朽ち果てたサイロの脇の小道をトボトボと等間隔開けて歩くネコたちの写真が載った。七匹もいる。ネコなので、餌でつってはいないだろう。いったい彼らはどこへ行こうとしているのだろうか。先頭の若そうなネコが、たった今、立ち止まったように見える。カメラを向けた人に気づいたためか。
彼らの行進は、いかにも静かで、何となくもの悲しく感じられる。住処を逐われた? TPPのせいでみんな離農したので、彼らも移住を余儀なくされた? あるいは、托鉢か?
ところで、サイロの用途廃止手続きは終わっているのだろうか。使わないものでも放っておくと固定資産税がかかってしまう。(2016.11.11)