激しく雨が降っているが、カラスたちは日曜日の今日も律義に学校に通う。
近ごろ、小学校の校庭の西と南側に、3羽カラスたちが出没している。その辺には、戯れあう彼ら以外に生き物の気配はないので、そこは彼らの楽園、いや縄張りになっているのだろう。
私が校庭のカラスたちに注目するようになったのは去年6月、独り立ちしたばかりのカー子が事故死したときからだ。
個体識別しているわけではないが、あの事故後2日間、瀕死のカー子を見守った2羽のカラスたちが、傷心から立ち直り新たな家族を持ったのだと思うと感慨深いものがある。(2022.7.17)