心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

山頭火を書く

2008-03-10 | 書の話


先週の絵手紙教室の課題。
ん? 絵手紙教室なのに、最近はすっかり書道教室になってる。

「やっと咲いて白い花だった」

この句も人それぞれ解釈が違って、なるほどぉ・・とみんなで感心。

 ←皆さんの作品
       

白い花が咲いたのは、たった今なのか、それとも過去なのか、
そしてこの句を書いている時は、目の前の咲いている花を見ながらなのか、
はたまた、咲いた花を思い出しながら書いているのか。。

それによって、作品はどう変わってくるのか。

 


画面下の花瓶はNさん。
やっと咲いて、今はもう花はなく、その白い花を思い出しながらという時点を
想定して描いたそう。
だから花はなく、花瓶だけがそこにあり。

私は、現在進行形かな。
今目の前に白い花があって、やっと咲いたねっていう時点。

でも、皆さんからは「だった」という表現は過去形では?と。
う~ん。改めて、日本語はむずかしい。


その後、「やっと」という表現は、皆さんの意見は「小さく書く」という
イメージだと。 
我慢を重ねて「やっと」というイメージは、それもありかなとは思う。

でも私だったら、その長い長い時間を、大きな「や」という文字で表現するかな。

や~~~~~~~~っと。
だから大きく。
「や」を大きくしたら、どんどんイメージも膨らんだ。









皆さんだったら、どんなイメージで書かれますか?

みんなで熱心に語り合ったあとは、おやつタイム!
この日は、当日の朝焼きたてという、Hさんのゆずカステラと、
先日も登場したEさんの金柑の甘煮、そして美味しいプーアール茶。
(ん?プーアール茶はどなただったのかしらん)



  
                        ↑Hさんに頂いたお手製ゆずジャム


楽しく、充実した時間でした 

コメント (6)
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