心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

幸運は準備された心に訪れる

2008-03-16 | つれづれ
                      「春山如笑」(半紙)
                (参考作品:赤枠は雅印を押す位置の目安に)




しゅんざんわらうがごとく。
春の山は笑っているかの如く、明るく楽しげだ・・という意味。

「春」の左払いを伸びやかにして、「日」は笑っているようにふっくらと
真ん中の横線を点にして・・楽しげに見えます?

「笑」は大笑いではなく、にこっと笑っているイメージで書いてみた。
全体的には軽快に、線にリズムをつけて、心躍る印象になったかな・・・?

冬の山はどこか寂しげで、入ることを拒んでいるかの様にも感じ、
春の山は、様々な植物の芽吹きと共に、訪れる人の心を解放して、
穏やかで、何となく心弾む思いを与えてくれる。

この詩を書いていて、ふと思い出した詩人・松永伍一氏のことば。
「幸運は準備された心に訪れる」

そっか・・そうかも。

春のように、笑っている人のところへは、自然と人も集まる。
幸運っていうのも、悲しい顔やしかめっ面は苦手なのかもって思う。


愚痴を言っていると、愚痴を言う人が集まる。
そうすると、忘れていた愚痴まで引き寄せてしまうこともある。

愚痴の代わりに、ありがとうが言えたら、
何かが変わるかもしれない。

春山如笑。
なるべく愚痴は言わないようにしよぉって、思った。
そして、なるべく笑顔でいようって思った。

そう思えたのは、ブックマークでもご紹介している
のしてんてんさんのブログ のお蔭かな。。
ありがとうございます 
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする