(半紙1/3×3)
数多くある書の古典の中で、なぜこんなにも木簡が好きなのか・・
それは、何よりも自由だから
伸び伸びとした躍動感、生き生きとした表情、何ものにも囚われない開放感を感じるから。
↑原本 木簡一節 「令逢檄還令宣為」
ではなぜ木簡は自由なのか。
木簡は、文字の完成度を求めたり、後世に残そうとして書かれたものではなく、
日々暮らす人々の記録だったり、手習いだったり、普段着のままの日常の風景が
そのまま映し出されているからだと思う。
たとえば金文は、ある程度規則正しく並べられ、造形の面白さはあるけれど
カチッとしていて、なんとなく全体が息を殺して佇んでいるように感じちゃう。
金文は粘土などに鋳られたものだから致し方ないわけで、もちろんこれを筆を使って
線を生かした臨書の仕方というのもあるけれど。
でも、臨書したいっていう欲求が今はあまり沸いてこない・・かな
書の古典は一生かかっても、到底全部を学ぶなんてできないわけで。
だったら、あれこれかじるのではなく、これだ!って思うものに出会えたら
一点集中することで、逆に見えてくるものはたくさんあるような気がする。
人生もまた然り・・なんちゃって
木簡にもっと夢中になろう
プロフィール
メッセージ
最新記事
カテゴリー
- プロフィール(3)
- グループ展(9)
- アートいろいろご紹介(2)
- お出かけ(2)
- Music and abstraction(71)
- 木簡(116)
- 禅語・般若心経(125)
- 個展 祈りのかたち(12)
- 個展(19)
- 沙於里書画ムービー(4)
- ギャラリースペース游(11)
- 山頭火×アブストラクト+music(4)
- 山頭火・放哉・良寛(104)
- 八木重吉(19)
- 蘭秀会書展(87)
- 前衛・抽象(95)
- つれづれ(11)
- 書の話(155)
- 作品集(4)
- インテリアの書(4)
- 岡本太郎(31)
- つれづれ(819)
- ことわざ(2)
- 漢詩(55)
- 猫(158)
- 表現を探す(5)
- ○○に出会う(0)
- 書TEN(51)
- つなぐ展(22)
- 季節もの(50)
- 書展・展覧会情報(378)
- 年賀状・お正月(26)
- 展覧会レポート(6)
- 萌インターナショナル(1)
- 線と空間(1)
- 父(0)
- 母・父(26)
- 植物・畑・公園(80)
- 絵手紙(13)
- ワークショップ・ライブレポートなど(13)
- 富山 二人展(6)
- 二人展 京都うつわ屋めなみ(16)
- 論語(10)
- 三人展 加賀での三人展 (12)
- 5(0)
ブックマーク
- 書TEN
- ★インテリアの書 教室
- 2012年8月開講
- You tube 沙於里書画集
- 墨処
- choco*coru*ne♪
- 私の空想美術館
- ヨーガ・癒しのダイアリー
- 書に関してあれこれ
- Happy Valley Blog
- Calm official Web.
- 日本画 ART WORKS 荒井三重子
- もぐら庵 遊びの印
- 父ちゃん坊やの普通の写真
- a better life
- 鎌田舜英の書の展示室
- 香彩日記
- 雪割草~木原光威のブログ
- 忘己利他
- 中谷翠泉 墨表現
- Yoz Home Page
- 雪月花
- こんども人間やろか
- 書~華文字にて
- 書らんだむ
- 西分堂日記
- 途上-書の道-
- 文字工房/ 素(shiroki)
- 桃太郎の世界へようこそ
- 冬雷の書道散策
- 墨と硯と紙と筆
- つぶやく筆
- 雲涯書道ウェブ
- ゴルフィーライフ
- みのり写真ブログ
- 藤澤重夫の器を游ぶ
- Kenta Kobato Web
- またさん
- Colors of Breath
- ハッピーアート
- かっこつかないで書くブログ
- ペパアミントスタジアム
- 【猫】Street Cat's 小さな息吹の叫び!
- 師範日記
- タウンズウェブ
- 東京新聞ショッパーWEB
- 臨済宗 建長寺派 常福寺
- ギャラリー福田
- 加賀棒茶
- 可喜庵
- イワノ硝子有限会社
カレンダー
バックナンバー
最新コメント
- 沙於里/山頭火を描く
- 大西 静子/山頭火を描く
- a1019/3年ぶりのお久しぶりです
- Ichii/3年ぶりのお久しぶりです
- 沙於里/音楽があれば
- te-reo/音楽があれば
- 沙於里/雨のえくぼ
- cdt63430/雨のえくぼ
- 沙於里/雨のえくぼ
- cdt63430/雨のえくぼ