(半紙1/2 2枚)
先週の書の教室では「燃」という一字を宿題にそれぞれに書いてきて頂いた。
それぞれに「燃える」イメージから、最後の点4つ(れっか)を炎が燃えるように
「描」かれたりと工夫があったのだけど。
たとえば「燃える」イメージを表現しようとすると、つい絵と字、
どちらを表現したいのかが曖昧になることもある。
「じゃ、どうやって燃えるイメージを表現するんですか?」
それは、線の質
書の魅力のひとつは、線の質でもあり。
潤滑、強弱、濃淡、直と曲、緩急・・・。
たとえば写真の「心」。
心は人それぞれ、時の流れの中で変化しつづける。
活字で見る文字としての「心」からは、想像もつかない体温や感情といったものを
書では表現できる。
上の「心」は、自由にたゆたいつつ、芯はしっかりと持った心。
下の「心」には迷いはなく、きっぱりとした強い意思を感じる心をイメージして。
・・って、また私の勝手な主観ですけどね
ちなみに2枚とも同じ筆で書いています。
書には、体温や情感を表現できる無限の可能性があり、それを受け取った人が、
人の体温や情感も無限だということを感じてもらえたらなぁって思います
先週の書の教室では「燃」という一字を宿題にそれぞれに書いてきて頂いた。
それぞれに「燃える」イメージから、最後の点4つ(れっか)を炎が燃えるように
「描」かれたりと工夫があったのだけど。
たとえば「燃える」イメージを表現しようとすると、つい絵と字、
どちらを表現したいのかが曖昧になることもある。
「じゃ、どうやって燃えるイメージを表現するんですか?」
それは、線の質
書の魅力のひとつは、線の質でもあり。
潤滑、強弱、濃淡、直と曲、緩急・・・。
たとえば写真の「心」。
心は人それぞれ、時の流れの中で変化しつづける。
活字で見る文字としての「心」からは、想像もつかない体温や感情といったものを
書では表現できる。
上の「心」は、自由にたゆたいつつ、芯はしっかりと持った心。
下の「心」には迷いはなく、きっぱりとした強い意思を感じる心をイメージして。
・・って、また私の勝手な主観ですけどね
ちなみに2枚とも同じ筆で書いています。
書には、体温や情感を表現できる無限の可能性があり、それを受け取った人が、
人の体温や情感も無限だということを感じてもらえたらなぁって思います