心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

筆文字の可能性

2008-10-05 | 書の話
                        (半紙1/2 4枚)




以前、書の教室でこんな遊びをやった。

自分はどんな「女」なのか書いてみてください。
次に、なりたい「女」を書いてみて。
そしてご主人はどんな「男」なのか、実はどんな「男」が好きなのか。

このとき100枚位書いたんだけど、どこかにしまいこんじゃって4枚しか見つからず。

たとえば左上の「女」。
ぽっちゃりとした母性、繊細というより太っ腹でたくましさも感じるような「女」。
その下の「女」は、用心深くて明るくはなく、神経質そうな「女」。

対して右上の「男」。
なんだか弱気で頼りなく、情けない感じの「男」。
下の「男」は頭でっかちで杓子定規で、気が小さそうな「男」。

・・って、私の勝手な主観ですけどね。

教室で、皆さんが書いてきて下さった「男・女」を並べると、各々のご夫婦の力関係が
見えたりして大いに笑い。
全部を混ぜこぜにして、どの男女ならお似合いか・・なんて想像して遊ぶわけです。

ちなみに強いて言えば、写真の男女、どの組み合わせならいけそうですかね・・。

漢字には、活字からは想像もつかない無限の「質」が隠れているんだっていうことを、
筆文字は表現できる可能性を持っているって思う。

コメント (7)
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