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2015.10.12 『ピセナイ山』(1,028m)

 

 月曜の朝、『楽古岳』の登山口そばで目覚めた。

前日からの雨は夜中も降ったり止んだりを繰り返していた。

そこで朝起きて『楽古岳』にガスがかかっているようなら、高度を下げて『ピセナイ山』に登って帰ることに決めていた。

そして、起きて山に目をやると、半分から上が真っ黒いガスの中。

多少後ろ髪を引かれる思いはあったものの、『ピセナイ山』に変更すべく、静内に向かった。

『ピセナイ山』への変更は、半分紅葉目的である。

林道を奥に向かうほど、紅葉が鮮やかだった。

   Hiromiにとっては『ピセナイ山』も初登である。

私は約20年前に一度だけ登っており、そのときの記憶を頼りに車を走らせるも、周辺の状況がまるで変わったように見え、人の記憶のはかなさを痛感した。

   8時50分、登山口をスタート。

と、いきなりの急登だ。

これはホントの急登であり、ナジャ(http://amanoshihou.blog.fc2.com/)は大変だったろう。

しかし、私は高度をどんどん稼げる急登が好きだ。

また、頂上までの距離が短いこの山は、合目表示が次々に現われ、程なく視界がきく6合目に飛び出した。

それからは視界を遮るもののない尾根を頂上に向かって一直線に進む。

   9時50分、頂上着。

広い頂上のことだけは記憶通りだったことに、少々安堵した。

距離が短くて傾斜がきつい分、下山も速い。

風の強い頂上を避け、6合目まで下って昼食とし、一気に下山した。

  全体に美しく、登りやすい素晴らしい山であった。

途中温泉にゆっくり浸かって帰ろうと、車を走らせて間もなく、とんでもない事態に!

異音がするので車を止め、外に出てみると、なんと、後ろのタイヤがパンクしているではないか!

しかも側面が10cmも切れている。

実はこの林道に入ったときから嫌な予感がしており、それはHiromiにも話していた。

林道にまかれた砕石がやけに鋭角で、それを踏むことにによるパンクを心配していたのだ。

急いでスペアタイヤに履き替え帰途に着いたが、タイヤが一本使用不可となったことから、帰宅して4本のタイヤ交換をしなければならない憂鬱。

暗くなる前に全てを完了するため、途中の入浴をカット。

16時過ぎに帰宅して、やらねばならないことを済ませると、とっぷりと日が暮れていた。

疲れたぁ・・・

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