北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2024.12.29 『天狗山』(栗山・330m) 美しい雪景色の中で・・・
昨年末の29日は、
久しぶりにHiromiと同行だった。
この朝Hiromiを迎えに行き、
夕張へと向かった。そして馬追丘陵を越えて驚いた。
馬追丘陵の手前、
つまり西側は新たな降雪が、
ほんのわずかだった。
ところが馬追丘陵の東側に下って行くと、
新たな降雪が20cmほどあった。
前日もその辺りを通ったのでわかるが、
一晩で20cmほど降ったのだ。
その処理のため、
除雪車があちこちで活動していた。
それで夕張へ行くことを中止。
確実に駐車できるところへ。
栗山町南角田の「不動の沢林道」入口付近は、
道々の行き止まりとなっている。
かつてこの道々が、
「不動の沢林道」を飲み込んで、
夕張市清水沢方面へ抜ける計画があったらしい。
道々の末端で準備をしていると、
除雪車がやってきて、
すぐそばまで近付いて来た。
「そこに車を停めるな」、
とでも言われるのかと思ったら、
一旦停止したのち、
そのままバックして去って行った。
スタートして歩き出すと、
背後に雪雲と青空の境界が、
はっきりとHiromiのカメラに収められていた。
雪が降るのは嫌だが、
降った後はその雪景色が素晴らしい!
四季を通じて回を重ねて歩いてきた林道だが、
降雪後はまた美しい。
Hiromiと「きれいだ!」、「素晴らしい!」、
を連発しながら歩いて行く。
この数日前と思われる、
スノーシューのトレースが残っていたので、
新たな降雪後もトレースの跡が締まって歩きやすい。
ただ、その歩きやすさがHiromiの足を速めるので、
どんどん先へと行ってしまう。
美しい雪景色を眺めながら歩き、
250で林道を離れて、
送電線の作業道に入った。
そしてこれを登って行くと、
背後に雪をたっぷり蓄えた針葉樹の、
美しい森が広がった。
降雪後の樹林は本当に美しい。
作業道を登りきると、
目の前に「天狗山」の頂上部が現れる。
無積雪期はちょっとした藪だが、
積雪期は楽に登って、
四等三角点「天狗山」。
以前にも指摘したが、
このピークの小木に付けられていた、
黄色地に黒文字の私製標識がなくなった。
その前に付けられた、
かまぼこの板のような木切れに、
黒マジックで「天狗岳」、
と書かれた私製標識は残っているのに。
二つの違いは、
前者が木の幹にビス留めしてつけたもの。
後者は木にコイル状の針金でくくりつけたもの。
樹木を傷つけるビス留めを、
「良し」としない登山愛好家が取り外したものか、
或いは付けた本人が外したものかはわからない。
夕張の「空池山」でも同様のことが起こった。
下山は同ルートを下り、
再び美しい雪景色を楽しんだ。
登路で上空を覆っていた雲が、
時間の経過とともに晴れて行き、
駐車地に着くころには、
すっかり晴れ渡って申し分ない。
天気が良くていい年末を迎えられた。
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