脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

薬の飲みすぎご用心

2009年06月05日 | 情報
本日2回目の投稿です。本日の新聞記事のことなので、本日中に投稿します。

今日の朝日新聞医療面に、「高齢者、薬の飲みすぎご用心」との
記事が載っています。

何も高齢者でなくても、脳脊髄液減少症でも、薬の飲みすぎには注意が必要だと思います。

なぜなら、脳脊髄液減少症になると、体にも精神にも、頭の先から足のさきまで、実にさまざまな症状が出て、
症状ごとに各診療科を受診すると、その診療科の医師ごとにいろいろな薬を処方されて、記事と同じように薬漬けになる恐れがあるからです。

患者本人も医師も、まだ脳脊髄液減少症だとわからない時期ならなおさら、さまざまな症状に振り回されて、薬づけになりやすいと思います。

研究が進んで、
いつか劇的に脳脊髄液減少症のすべての症状が改善する薬が出ればいいのですが、
現段階では、
脳脊髄液減少症は薬では治らないと思います。

薬は対症療法や回復に向けての補助手段でしかないと思います。

脳脊髄液減少症患者さんはそのことを忘れず頭に置いて、
薬の飲みすぎには、くれぐれもご用心を・・・。


私の場合、薬より、1回分がわずか100cc分のソリタ顆粒より、
大塚製薬工場の経口補水液「OS-1」500mlの方がよほど効果を感じました。

点滴より口から飲む 1

点滴より口から飲む 2

点滴より口から飲む 3


天気が崩れてくるのか?、起きているのがつらくなってきました。
横になります。 
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人権擁護委員の日

2009年06月05日 | つぶやき
6月1日は
人権擁護委員法が施行された日にちなみ
人権擁護委員の日だそうです。

人権とは?人が生まれながらに持っている、
その人らしく、幸せに生きる権利のことです。


守られていますか?あなたの人権。

守られていますか?
脳脊髄液減少症の大人やこども患者の人権。

子どもの人権専門委員からの こどもたちへのメッセージ


「脳脊髄液減少症」という病気の概念がこの世に生まれる以前の、

現実にすでに存在していた脳脊髄液減少症患者は、

患者としても、人間としても人権が守られてこなかったように思います。

今までの病名がなかった時代、
病気の概念に世界中の医師の誰ひとり気づけなかった時代はしかたがなかったことですが、

医師が病人と認めなければ、家族も社会もそれ以上に病人とは認めないため、
患者が症状を訴えても、理解されず、
症状で働けないことや学校へ行けないことなどを、

別の精神的な原因によるものだと誤解されたり、
症状でできないことを、「怠け」と
誤解されて責められ続けてきました。

でも、これからの患者さんたちには、
私たち長期放置組の脳脊髄液減少症患者が何十年も誤解と無理解に
苦しんだようなことだけは
絶対に繰り返してほしくはないと思います。

でも、今も、
症状を訴えても訴えても、医師に「異常なし」と思われ、

「気のせい」
「精神的なもの」
「自分で作りだしている症状」

「怠け者の言い訳」
「自分の生活習慣が悪いせい。」

「保険金めあての仮病」などと

誤解されたり、ダメ人間扱いされたり、非難されたり、と

患者としての人権が守られていない患者さんたちが、
たくさん潜在しているような気がしています。

過去の無理解、誤解というあやまちを
これからの患者さんに繰り返さないためにも、

できるだけ多くの方がたに、この、
医学の教科書にも、
リハビリの教科書にも
福祉の教科書にも書かれていない、
「脳脊髄液減少症」という病態について関心を持っていただき、

詳しく学んでいただき、
どんな症状が出て、どんな風なことに患者は困っているのかを知っていただき、

患者支援のために、
お一人お一人のできる範囲でのお力をおかりしたいと思っています。


よろしくお願いします。

病気を患った人の人権(和歌山県情報館)

病気にかかった人の人権(上田市)「病気にかかった方に対し、それがどんな病気であっても、病気を理由に差別したり、偏見を持つことは許されないことです。」
コメント (4)
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