脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

非歯原性歯痛

2009年06月04日 | 他の病名との関連性
6月4日の本日は虫歯予防デーで

今日から10日まで歯の衛生週間だそうです。

そこで思い出したことがあります。

たしか昨年12月に朝日新聞で
「非歯原性歯痛」(歯以外の原因で起こる歯の痛み)
記事になっていました。

どこにも脳脊髄液減少症のことについては触れていませんでしたが

脳脊髄液減少症でも、非歯原性歯痛が起こると思います。

脳神経に関わる症状で、
体のさまざまな場所に痛みを出す脳脊髄液減少症ですから、

歯が例外であるほうがおかしいと思います。

でも、そのことは多くの歯科医も、脳脊髄液減少症の専門医にも
痛みの専門家にも、あまり気づかれていていないと思います。

実際、私は脳脊髄液減少症とはわからなかったころ、
たびたび、顎関節症の他に、歯の長引く重苦しい痛みで歯科を受診しましたが、
痛む歯にも歯の根にもどこにも異常がないことが何度かありました。

痛みを感じているのは体の部分ではなく「脳」ですから、

痛みがある体の部分に異常がなくても、「脳」が痛みを感じることはあるのですが

もともと痛みは主に体の異常を知らせるための信号ですから、

まさか痛みの原因が脳にあるとは、
人はなかなか気づきにくいものです。


「非歯原性歯痛 脳脊髄液減少症」の二つのキーワードで検索してみてもわずか250件位しか検索できなかったことからも、

この非歯原性歯痛と脳脊髄液減少症との、関連に気づいている人が世の中に少ないことを意味すると思います。

脳脊髄液減少症の「非歯原性歯痛」が存在する可能性について、医師が気づかなければ、患者はもっと気づきにくいですから、

多くの脳外科医、歯科医、ペインクリニック医など専門医の先生方に
早く気づいてほしいものです。

口腔顔面痛学会第6回研究会

口腔顔面痛学会第7回研究会

非歯原性歯痛

ここに書いておられる多くの先生方のうち、
脳脊髄液減少症でも歯や顔面や口腔の痛みや違和感などが起こる可能性について
気づいている先生が、はたして何人おられるのでしょうか?。

原因不明の痛みの症状から、脳脊髄液減少症を早期発見するためにも、

より広い診療科の医師、歯科医師の皆様に、
脳脊髄液減少症について知って学んでいただく必要を

患者として強く感じています。
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