脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

不眠、睡眠障害に苦しむ皆様へ

2009年06月02日 | 情報
本日、午後4時05分から
NHK「ためしてガッテン

「熟睡4鉄則! 睡眠力がよみがえる。」の再放送があります。

先週、見逃した方はぜひご参考ください。

私も事故直後から長い年月、ひどい不眠、入眠障害、などの
睡眠障害に苦しみました。

当時は「脳脊髄液減少症」の病名のない時代で、その睡眠障害と気づけるはずもなく、

延々と、何年も、
寝つきの悪さ、目覚めの悪さ、入眠困難感、不眠感、熟眠感のない感じ、
浅い眠り、早期覚醒、悪夢、寝ていても平行感覚がおかしくなるような異常な体の平衡感覚の異常、寝ても寝ても眠い過眠、
ナルコレプシーか、睡眠時無呼吸症そっくりの日中の
異常な眠気、傾眠症状などに苦しみ続けました。

薬なしでは、夜の定期的な睡眠を確保することもままなりませんでした。

でも、
薬を愛用していたころから、いろいろと薬以外にも工夫を重ねていました。

「ガッテン流」とはちょっと違いますが、自分流の思考錯誤の末、
すでにブラッドパッチ前に、睡眠薬、入眠導入剤から離れることができ、
薬に頼らないで、
健やかな眠りを手に入れることができていました。

脳脊髄液減少症と診断される前の話です。

自分でもよく薬を離れられるまでになったと思います。

今も、闘病中でもできるだけ、規則正しい生活を心がけ、
朝5時には起きて夜12時前には寝る、規則正しい生活を
心がけています。

でも、
ここにたどりつくまでに、ものすごく長い人生を費やしてしまいました。

もっと早く、脳脊髄液減少症性の睡眠障害だとわかり、
ブラッドパッチ治療を受けていれば、脳ももっとはやく
自然のリズムをとりもどし、
自然な眠りを得ることもできたことでしょう。

天候などの影響で、不調だと今でも日中過眠になったり、
だるくてほどんど横になる時間もありますが、

それでも、
夜の規則正しい睡眠のリズムは、ほどんど狂わず保てるようになりました。

今は多少うつにはなっても、
夜の頻尿で夜間に何度か目覚めても、

夜はだいたいよく眠れ、睡眠障害で夜眠れなくて困ることはほどんどなくなりました。

薬に頼らなくても、ブラッドパッチ治療を受ける前でも、
人が本来持っている睡眠力、睡眠のリズムがよみがえることもあるようです。

人の体はよくできているもので、
体の異常に対し、なんとか自分でも対処しようと試みるようです。

脳脊髄液が漏れていれば、たくさん脳脊髄液をつくってバランスを保とうと
するようですし・・・

人の体はバランスを崩した体を、自分で立て直そうと、自然の摂理が働くようです。

脳はさまざまな回復力を秘めているようです。

不眠を克服した話はいつか、また・・・。

いつか書こうと思って、また、次々興味のあるものに気をとられて、
そのうち、そのことを書くことを忘れてしまうのですが・・・・

コメント
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