脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

気になる言葉

2009年06月24日 | つぶやき

大和証券のCMで、

「気になる言葉」がいくつかあります。

 

ギロビッチ博士~フレーミング編」の中の、

 コーネル大学の心理学教授のギロビッチ博士の言葉

 

「人は思い込みにより

事実を正確に捉えていないことがある。」

 

 

「ギロビッチ博士~行動非行動編」の中の言葉

 

「人間は、行動した後悔より、

行動しなかった後悔の方が深く残る」

 

大和証券のCM動画

(スクリーンを見やすく調整してご覧ください。)

 

大和証券のCM中の言葉

 

このサイトの中のトム、ギロビッチ博士からのメッセージが

文字が小さいので

一部を抜粋して紹介させていただきます。

 

『私は、「心理学」や「行動経済学」の分野で

毎日日常的に行われる

「人間の判断や意思決定」の研究をしています。

 特に私が興味を持っているのは、広い意味での「行動経済学」です。

 

人間の心が、毎日の生活の中で、

どのように証拠を取り入れて、

結論を出し、

信念を築き、

行動を決定するのか。

 

言いかえると、そのとき、

なぜ人間は判断を間違えてしまい、

あいまいな信念を形成し、

合理的とは思えない行動を選択してしまうのか、という

ことです。

 

私たちの日常の判断は、

人間心理の大きな影響を受けて決まります。・・・・(後略)・・・』

 

「行動経済学」を研究している博士を、

証券会社のCMに出演させるとは、

おもしろい発想ですね・・・。

 

私は投資するお金はないから、

証券会社に全く興味はないけれど、

 

脳脊髄液減少症患者の私にもひびく言葉を

教えてくれた、大和証券さんには

感謝します。

 

 

 

でも、婉曲すぎて何がいいたいのか?、

証券会社として、何を伝えたかったのかわからないかも?

 

このCMで伝えたかったことは、

「判断をまちがわなければ、株で失敗しない。」 

「株を買わないで、あの時かっておけばと後悔するより、

買って後悔したほうがまだ、まし」

ということですかね?

 

う~ん、婉曲すぎるCMは

脳脊髄液減少症の脳では理解が難しすぎる・・・。

 

証券会社のCMなら

もっとストレートなメッセージの方がわかりやすいな~。

「投資なら、うちにまかせて!」とか・・・・

 

ま、何でもいいから話題になれば、

それで、CMとしては成功なんでしょうね。

 

ギロビッチ博士の言葉は

何も行動経済学だけではなくて、

 

脳脊髄液減少症否定派の先生方にも、

知っていただきたい言葉だと思います。

 

自らの間違った判断、あいまいな信念、

合理的とは思えない行動に、

早く気づいて改めていただき、

 

もうこれ以上、無理解保険会社とともに、

患者を苦しめることはやめて、

その知識とご経験を、

ひとりでも多くの患者を助けるために、

まわしていただきたいものです。

 

でも、「ほ~らね、心理学の博士もいっているでしょう?

心理的なことで患者も自分が脳脊髄液減少症だと思い込んだり、不定愁訴が出たりもするんですよ・・・・・」とかえって反論に利用されたりして・・・・。

コメント
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