私はこのブログで何年も前から、脳脊髄液漏れた親が髄液漏れを医師に見逃されると健康な子供を死なせかねないと警鐘をならしてきた。
全国で同じような「車にこどもを置き忘れて脱水症状、熱中症で死なせてしまう事故を起こす親のニュース」が流れるたび、
何年も前からこのブログで
「何らかの理由での脳脊髄液漏れが見逃されている可能性」について書いてきた。
昨年も起きた大阪の岸和田の父親の「子供の車内置き忘れて事故」について、当時はその父親が交通事故にあっているとは報道されなかったので、その父親が交通事故被害者とは知らなかった。
しかし、今回、改めて報道された事で、
朝日新聞、産経新聞の記事で、
子供を車の中に忘れた親が、その1年前に交通事故に遭っていた事を初めて知った。
しかも、交通事故の怪我で、クリスマスを家で過ごす事ができなかったと言うのだから、入院していたのだろう。
これは!この親、脳脊髄液漏出症による、高次脳機能障害かもしれない!と思った。
たぶんリンクしても時間と共に消されてしまうと思う。
(交通事故の被害者の親の脳脊髄液漏れの放置が健康な子供の命も奪いかねないという重大な気づきを与える重大な記事とは新聞社も思わないだろうから)
だから、消される前に内容も引用しておく。
ぜひ読んで、感想をコメント欄で聞かせてほしい。
特に、外傷による高次脳機能障害の人や
脳脊髄液減少症での高次脳機能障害の経験のある人に。
では、これがその記事
産経新聞より
以下引用
「ごめんね、お願い戻ってきて!」置き去りにした娘に叫んだ父親 専門家「誰にでも起こり得るミス」
この記事を読んで、年齢が若くても、脳脊髄液漏れて減ると、認知症みたいに、物忘れがでたり、
さまざまな高次脳機能障害がでるってこと知ってほしい!と強く思った。
特に、親がなると、子供を死なせかねないことに早く気づいてほしい。
子供の脳脊髄液減少症は、たしかに学校に行く機会を奪い、その人1人の人生の貴重な時間を奪うけれど、他の人を死なせたりはあまりしないはず。
だけど、大人の脳脊髄液漏出症が見逃されると、その大人が髄液漏れたまま活動するから、運転もするし、いろんな仕事もするし、火を使う家事もするし、子育てもするから、
本当に、本当に危険なんです。
だって記憶が消えるし、判断力が低下するし、日中から急に眠気が出るし、
気圧が急に下がれば意識も失いかねず、
手足が脱力したり、
激痛で動かせなくなったりするから。
おまけに、症状を訴えても、医師が原因が脳脊髄液漏出症だとわからないから、
精神科に回し、精神科の医師が、抗不安剤とか、さまざまな向精神薬を処方するから、
それを信じて飲んだ患者は、脳脊髄液漏れてる上に薬漬けで、
ますます脳が具合悪くなるから。
だから、
大人の脳脊髄液減少症こそ、むしろ子供より早期発見早期治療が必要だと、私は思っています。
以下朝日新聞より
大阪府岸和田市で昨年11月、乗用車内に取り残された女児(当時2)が熱中症で死亡した事案で、大阪府警は6日、女児を保育所に送り届ける予定だった父親(34)を重過失致死の疑いで大阪地検岸和田支部に書類送検した。父親は「自分の責任です」と容疑を認めているという。府警は地検に、寛大な処分を求めた。
死亡したのは、同市の渕上惺愛(せいら)さん。3人姉妹の次女で、両親と5人暮らしだった。捜査1課によると、父親は昨年11月12日午前7時45分ごろ、乗用車に3姉妹を乗せて自宅を出発した。長女と三女を認定こども園に預けた後、次女を別の保育所に送り届けるのを失念して帰宅。次女を預けたと思い込み、車内を十分に確認せずに車から降り、次女を約9時間にわたって放置して熱中症で死亡させた疑いがある。
次女は3列シート最後列の運転席側のチャイルドシートに座り、運転席から死角になっていた。父親は午後5時半ごろ、次女を迎えに行った保育所で「来ていない」と言われて預け忘れに気づき、車内で意識のない次女を見つけたという。自ら119番通報した。
同課によると、父親は2021年に交通事故に遭い、その後に失業。当日は注文したクリスマスツリーを受け取るほか、来客用に掃除する必要もあり、父親は「自宅に早く帰らなければならないとの焦りがあった」と説明したという。
Yahooニュースから引用
https://news.yahoo.co.jp/articles/6df5f801d6fd3d037ee5450d98af9df7f32f3625
以下、産経新聞のサイトから引用
「クリスマス準備に気を取られ…」2歳女児車内で熱中症死 父親書類送検も起訴求めず
大阪府岸和田市で昨年11月、次女=当時(2)=を保育所に預け忘れて車内に約9時間放置し、熱中症で死亡させたとして、大阪府警捜査1課は6日、重過失致死の疑いで、父親(34)を書類送検した。父親は「自宅に配送される予定だったクリスマスツリーの受け取りや、家の掃除をしなければと焦って帰宅した。まさか次女を乗せたままだとは思っていなかった」と説明。容疑については認めているという。
府警は父親が深く反省し、家族や親族に処罰感情がないことを踏まえ、起訴を求めない「寛大処分」の意見を付けた。
書類送検容疑は昨年11月12日午前8時ごろ、ワンボックスカーに子供3人を乗せ、長女(4)と三女(1)を同市内の認定こども園に送った後、後部座席のチャイルドシートに次女の渕上惺愛(せいら)ちゃんを残したまま車で自宅に戻り、約9時間放置し熱中症で死亡させたとしている。
父親は午後5時ごろ、車で惺愛ちゃんの保育所に行くまで自宅から外出した形跡はなかった。府警は昨年11月15日、実際に父親の車を使って車内の温度を検証。当初の18度から午前11時ごろには42度、3時間後には47度にまで上昇したという。
事件を巡っては、保育所が保護者への欠席確認を怠っていたことも判明。岸和田市は再発防止策として、登園状況を顔認証機能で把握し、保護者にアプリで通知するシステムの導入に向け、近く実証実験を行う。
毎日新聞記事へリンク
https://mainichi.jp/articles/20230207/k00/00m/040/124000c
上の毎日新聞から引用
2歳児車内置き去り死、容疑の父親を書類送検 刑事処分は求めず
2023/2/7 13:52(最終更新 2/7 18:11)
大阪府岸和田市で2022年11月、2歳だった次女をマイカーに置き去りにして熱中症で死亡させたとして、大阪府警は父親(34)を重過失致死の疑いで書類送検した。父親は「次女を乗せたままだとは思わなかった。自分が悪かった」と容疑を認めているという。
父親を巡る当時の生活状況や家族に処罰感情がないことを踏まえ、府警は検察に厳しい刑事処分を求めない「寛大処分」の意見を付けた。書類送検は6日付。
書類送検容疑は11月12日午前8時~午後5時の約9時間、次女をワンボックスカーに放置し、熱中症で死亡させたとしている。
府警捜査1課によると、父親はこの日朝、次女と長女(4)、三女(1)の3人を車に乗せて自宅を出発。長女と三女を同じ認定こども園に送った後、次女を別の保育所に預けたと思い込んだまま帰宅していた。次女は車の3列目の運転席側に座り、父親からは死角だった。
父親は2年前の交通事故をきっかけに職を失い、経済的な不安を抱えていた。女児が亡くなった当日は注文していたクリスマスツリーを自宅で受け取る予定もあり、帰宅を焦っていたという。ヒューマンエラーの専門家から「子供を忘れる要因が十分そろっている」との意見も得られたため、府警は過失の程度は重くないと判断した。
府警が女児死亡の3日後に車内の状況について再現実験したところ、午前8時に18度だった車内の温度は、午後2時に47度まで上昇した。【郡悠介、洪玟香】
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF0669R0W3A200C2000000/
大阪・2歳児車内置き去り死、父親を書類送検 府警
2023年2月6日 20:00
大阪府岸和田市で2022年11月、女児(当時2)が車内にいることを忘れ、そのまま置き去りにして熱中症で死亡させたとして、大阪府警は6日、父親(34)を重過失致死容疑で書類送検した。
府警によると、父親は「保育所に預けたと思い込んでいた。掃除などの予定があり、帰宅を急いでいた」と説明しているという。
府警は起訴を求めない「寛大処分」の意見を付けた。
書類送検容疑は昨年11月12日、女児を直射日光などで温度が上昇した車内に約9時間放置し、熱中症で死亡させた疑い。
気象庁によると、同日は府内各地で20度を超える最高気温を観測。府警が同様の条件下で実験したところ、車内の温度は午後2時ごろに47度に達したという。
「ごめんね、お願い戻ってきて!」置き去りにした娘に叫んだ父親 専門家「誰にでも起こり得るミス」配信
「お願い戻ってきて!なんで気づかなかったんやろう。ごめんね。戻っておいで!」
大阪府岸和田市で昨年11月、保育所に次女の渕上惺愛(せいら)ちゃん=当時(2)=を預け忘れ、車内に約9時間放置して熱中症で死亡させたとして、大阪府警に重過失致死容疑で書類送検された父親(34)は、車内でぐったりした惺愛ちゃんを見つけ、こう叫んだという。
府警によると、父親は令和3年10月に交通事故に遭い、その年のクリスマスを自宅で過ごすことがかなわなかった。そのため「今年こそは家族でお祝いしたい」と思い、妻と相談の上で「大きいクリスマスツリーを購入した」という。事件当日はそのツリーの配送予定日。翌日は来客があるため、妻に自宅の掃除を頼まれてもいた。帰宅後のことで頭がいっぱいになっていたとみられる。
妻は「夫は家事や育児をちゃんとしてくれ、娘たちをとてもかわいがってくれた」と説明。周囲からも父親が惺愛ちゃんを含め3人の子供を溺愛していたという証言が寄せられた。
子供を車に置き去りにしてしまう事態は各地で相次いでいる。子供への愛情の多寡にかかわらず、誰にでも起こり得るヒューマンエラー(人為的ミス)として認識する必要があると専門家は指摘する。
新潟青陵大大学院の碓井真史(まふみ)教授によると、同時に2つ以上の物ごとに対処する際に必要な脳の働き(ワーキングメモリー)は、ストレスや疲労のほか、焦りがあったり考えごとをしていたりすると、その働きが低下してミスが起こりやすくなる。今回の事件について「考えごとややるべきことなどが重なり、失念する要因はそろっていた」と分析。イレギュラーな作業がある「いつもと違う日」は特に注意が必要だという。
碓井教授は、ドライバーができる有効な置き去り防止策として、貴重品やスマートフォンを子供の側に置いていく▽夫婦間で送り迎えの完了連絡をする▽日課をこなしているかチェックシートを作成する-などを挙げた。
以上、リンクと
引用おわり
最後に、
新潟青陵大大学院の碓井真史(まふみ)教授に私は伝えたい!
同時に2つ以上の物ごとに対処する際に必要な脳の働き(ワーキングメモリー)は、
脳脊髄液漏出により、脳脊髄液が減少した人の脳でも起こるのです!
それを普通の人は想像もしないでしょうけど、
このお父さんが交通事故に遭っている事を考えたら、
まず、髄液漏れを疑う医師がいてもいいのに、
交通事故の目に見える怪我しか、治療されていないのでしょう。
それをこうして当事者の体験を聞いて知ってください。
脳は、
その人にはなんの罪もない、交通事故被害者の事故後遺症としての、脳脊髄液漏出症でも記憶障害が起こり、ミスが起こりやすくなるのです!