脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

病院ラジオ見てて、落ち込んだ

2023年11月03日 | 2022年9月からのつぶやき
本日、NHKの病院ラジオ


見てて落ち込んだ。

世間や医師に知られた病気の人たちはいいなって、思ってしまって。

たとえ病気が重くても、すぐ、医師に事の重大さに気づいてもらえるから、手厚い医療が受けられる。

すぐ、入院させてもらえる。

しっかり長く入院で診てもらえる。

緊急でオペしてもらえる。

モノが2重に見えるという症状の示す深刻さに気づいてもらえる。

脳脊髄液減少症だって、耐え難い深刻な症状が出ているのに、
医師にも相手にされないし、苦しさをわかってもらえない。

髄液漏れの症状だとやっと認めてもらえても、
すぐには治療してもらえない。

ほうっておいても死なないと軽視されるし、
医師が少ないから患者は治療まで待たされる。

症状がキツくて耐えられず自殺する人がいてもおかまいなし。

患者の感じている症状の重症度は医師は考えない。

普通の病気や怪我にはありえない過酷な状況。

そんな脳脊髄液減少症患者からみたら、
病院ラジオに出てくる患者さんたちは、

きちんと医療に向き合ってもらえているだけ、幸せに見えてしまう。

患者が不幸かそうでないかは、

病気の重い軽いじゃないような気がする。
死ぬか死なないかでもない気がする。

症状の苦しみをきちんと周囲や医師にわかってもらえて、対応してもらえるか、もらえないか、の違いのような気がする。


コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする