本日、NHKの病院ラジオ
見てて落ち込んだ。
たとえ病気が重くても、すぐ、医師に事の重大さに気づいてもらえるから、手厚い医療が受けられる。
すぐ、入院させてもらえる。
しっかり長く入院で診てもらえる。
緊急でオペしてもらえる。
モノが2重に見えるという症状の示す深刻さに気づいてもらえる。
脳脊髄液減少症だって、耐え難い深刻な症状が出ているのに、
医師にも相手にされないし、苦しさをわかってもらえない。
髄液漏れの症状だとやっと認めてもらえても、
すぐには治療してもらえない。
ほうっておいても死なないと軽視されるし、
医師が少ないから患者は治療まで待たされる。
症状がキツくて耐えられず自殺する人がいてもおかまいなし。
患者の感じている症状の重症度は医師は考えない。
普通の病気や怪我にはありえない過酷な状況。
そんな脳脊髄液減少症患者からみたら、
病院ラジオに出てくる患者さんたちは、
きちんと医療に向き合ってもらえているだけ、幸せに見えてしまう。
患者が不幸かそうでないかは、
病気の重い軽いじゃないような気がする。
死ぬか死なないかでもない気がする。
症状の苦しみをきちんと周囲や医師にわかってもらえて、対応してもらえるか、もらえないか、の違いのような気がする。