トランスジェンダーの人が抱える悩みは、その当事者の人しかわからない。
トランスジェンダーの当事者になりかわり
その人たちの苦しみを代弁する事など不可能。
認知症になった人の抱える苦しみや悩みは、その当事者にしかわからないのに、
なぜか認知症について書く人は、その家族や医師が多いように感じる。
それは、認知症の人の苦しみではなく、
認知症の人を抱えた家族の悩み苦しみであり、
認知症の人を外から見て研究分析した医師の見解に過ぎない。
当事者の声はなかなか社会に届かないのに、
当事者ではない、専門家とか、健常者が声をあげれば世間に届くのはなぜだろう。
それは、健常者なら、「伝える」手段に使えるさまざまな手法を考え行動できる能力があるからではないか?
当事者は病により、脳を侵されたりするから、脳が機能低下して、考えが働かないし、効果的に行動できない。
差別や偏見で心が二次的に病んだり疲弊したりしていて、
その伝える行動がうまくできない。
だから、肝心の当事者の声が社会に伝わりにくいのではないか?
もっとスムーズに、
バカにされる事なく、
健常者の第三者の声よりもっと当事者の声が尊重されて、
耳を傾けてくれる社会が欲しい。