私は、脳脊髄液減少症を
脳脊髄液減少症の症状の一部だけ捉えて
線維筋痛症と診断されている人がいると思います。
脳脊髄液減少症の専門医が、
激しい痛みを訴える脳脊髄液減少症患者に対して、
線維筋痛症という病名をつけるのは理解できますが、
脳脊髄液減少症を全く理解していない医師が、
激しい痛みを訴え、検査で医師である自分に原因がわからないと、その結果として、
自分と患者を納得させるツールとして、線維筋痛症の病名を使われてしまうと、
患者はもちろん、医師でさえ、線維筋痛症の病名で納得しておちついてしまい、
新たに違う視点で症状の原因を探ろうとしなくなります。
これこそが、脳脊髄液減少症の1番の怖さだと私は思っています。
脳脊髄液減少症なのに誤診されるびょは、何も線維筋痛症だけでなく、
慢性疲労症候群や、
起立性調節障害、
軽度外傷性脳損傷、
うつ病、
PTSD、
PMS、などでも、
同じように起こりうると思っています。
なぜなら、それらの病名が示す症状は、脳脊髄液減少症でも起こるし、脳脊髄液減少症の症状の一部で、私が実際にそれらの症状を経験しているから。
もし、私が、
脳脊髄液減少症の多彩な症状について知識がない医師を受診していたら、
その医師がいくら有名な医師てあろうが、
立派な肩書きがあろうが、
多彩な症状の真の原因である
脳脊髄液減少症なんて見逃されて、
その医師の思いついた病名つけられていたと思うから。