脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

文部科学省も気づいていない給食での窒息のリスク

2024年02月28日 | 2022年9月からのつぶやき
小学生がうずらの卵で窒息という痛ましいニュース



これは、
実際の私の体験ですが、

髄液が首からもれていると、
唾液が出にくく、口が渇き、味覚がわかりにくく、
舌や喉の動きが悪くなります。

ろれつがまわらなくなったり、飲み込みにくくなったり、
食べ物が気管に入りやすくなったりします。

私の場合、漏れている側の、喉や口蓋や舌の半分が、痺れているように感じ、軽い麻痺があるように感じます。
のどの痛みも感じます。

これらの症状をこどもが大人や医師に素直に言っても、わかってくれないか、風邪の喉の痛みでは?となって、
誰もそれらの症状が、
髄液漏れによるものだなんて、
想像もしないでしょう。

のどの麻痺感や飲み込みにくさ、唾液の出なささ、は、単なる症状と見逃され、
だれも、大人たちは髄液漏れの症状だなんて気づかないでしょう。

本来なら、頭痛なんてなくても、
これらの症状からでも、髄液漏れを疑ってほしいのに。

見た目は全く健康そうなため、ささいな症状を訴えても、まさか、髄液漏れかも?なんて思われる事もなく、誤嚥しやすい状態は放置され続けます。

かくして、動きにくい舌と、軽い麻痺のある喉は、正常な嚥下機能を失い、
誤嚥につながる可能性が高いと思います。

私も、過去に、誤嚥で死にかけたので。

けれど、脳外科医も、脳血管障害の症状や後遺症としての嚥下障害は知っていても、
脳脊髄液漏出症の嚥下障害は、あんまり危機感をもって研究していないみたい。

耳鼻科医の先生方は、髄液漏れの、鼻、のど、耳の、症状さえ知らないし、自分には関係ないと思っている人が多いでしょう。

残念です。

口腔内の機能低下症状は、首の髄液漏れの症状で引き起こされます。

その中に嚥下障害も含まれます。

つまり、
耳鼻科も脳外科も眼科も頭頸部外科も髄液漏れと無関係ではないのです。

文部科学省は、給食の内容を飲み込みやすくしたり、教職員の救急蘇生法の訓練に力を入れるのもいいけれど、

脳脊髄液漏出症の子供の早期発見、早期治療にも、もっと力を入れるべきです。

文部科学省が最後に出した、脳脊髄液漏出症に関する通達は、一体何年前ですか?

私の近くの教職員も小児科医も、いまだに脳脊髄液漏出症にあまり興味ない様子でしたよ。

ああ、そういう病気があるのね、自分は知らないし関係ないとは思うけど、って程度の感じでしたね。

文部科学省 その他の疾患



文部科学省平成29年通達



スポーツ庁通達


最後に、あくまで私個人の意見ですが、
窒息初期のころに、軽く背中を叩くとかはできても、顎を抱えて固定して強く叩くのはなかなかできないし、
それができるのは、窒息したその人が立っていられる初期のみ。
意識を失い倒れ込んだ人の背中を叩いたり、みぞおちを突き上げるとかは、咄嗟の時には一般人には無理だと思います。

私は、掃除機を使いました。
これ、意外に喉の異物を吸い出すのに役立ちました。あくまで、私個人のやり方です。他人におすすめできるかわかりません。



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