日本出張、一つ目の山が終わりました。
宮古市の田老第六トンネルでの品質確保の打ち合わせ、ガチンコで心地よかったです。これはかなりの取組みになります。私も種々の経験をしてきていますが、これだけの関わり方をすることは初めてでしょうか。SWATや目視評価のために修士2年の学生も長期派遣することになりそうですし、最初のSWAT計測時には林さんが現場の指導に行きます。
田老の仕事を終えて、福島県の郡山へ。コンクリート技術大会のパネルディスカッションに登壇しました。非常に濃厚な情報発信がパネラー、コメンテーターから続けられ、会場からは長瀧先生、阪田先生、丸山先生という超大御所から非常にポジティブなメッセージをいただきました。復興道路の品質確保は多くの方々に認知されつつあり、我々も使命感とチャレンジ精神をかき立てられました。
パネルディスカッションの後は、原発の帰還困難区域にまで入る見学会に参加。帰還困難区域の中でもNEXCO東日本の方々がすさまじい使命感で常磐道を建設されている様子が詳しく分かり、感銘を受けました。様々な風評被害と闘いながらの建設です。もっともっと国民に知ってもらうべきだと思いました。私にも微力ながらお役にたてることもあると思うので努力したいと思います。
(パネルディスカッションにも一緒に登壇した、山口県の二宮さんと建設中の常磐道の上で。原発に近く,帰還困難区域の中です。)
充実した懇親会も終えて、一つ目の仕事の山が終わり。今日は浦和の実家に泊まって骨休めです。
その前に、大宮駅で途中下車して、最終審査の迫った小松君の指導を、ランチしながら行います。
明日、11/3には私の招へいするカイロ大学のHamed先生が来日しますので、またまた忙しくも充実した日々が始まります。