奴隷

　　　　　　　　　　奴 隷　　　　　　　 ＮＯ.156
　奴隷制度なんてもちろん許されるものではありませんが、奴隷は必ずしも生涯鎖につながれて過酷な労働に酷使されていたとは思えません。
だって、奴隷は家畜同様に金銭で買われたものですから、酷使して早世させたりすると、経済的な損失を蒙るからです。
酪農家が牛馬や豚を大事に育てるように、奴隷も病気になったりケガをしたりしないように食事や住まいの環境や作業場にもそれなりの配慮がされていたことでしょう。
また、多忙な家庭では子守をさせたり家事の手伝いもさせたことでしょう。
名前は忘れましたが、奴隷から有名な「童話作家」になった人もいたと仄門しますから、奴隷だってそれなりの処遇を得ていたのでないかと思います。
そういう意味では現代日本が抱える「ブラック企業」というものは、かなり悪質と言えましょう。
酷使された社員が退職しようが、過労のために健康を害したり・ストレスや過労で死亡したって、痛くも痒くもなくいくらでもあとからタダで補充できるのですから、困ることがありません。
今のサラリーマンは奴隷以下の待遇です。
こういう吸血鬼みたな企業が、国がキャッチしているだけで４０００社もあるというのですから嘆かわしい。
この際大手術をしないことにはこの国は沈没してしまいます。
安倍さんにそんなことできますか？
「日本を取り戻す」なんてワケの解らないこと言ってないで、人間の尊厳を取り戻せ！