安 愚 楽 牧 場 事 件 NO.178
「和牛のオーナーになれば高配当がうけられる」といううたい文句で、庶民7万人から資金総額4300億円集めて破綻した「安愚楽牧場」事件は、国民的な話題となった豊田商事が集めて破綻した2000億円の倍額・被害者数も3倍強にもなっているにもかかわらず、また、今の民主党党首の海江田万里氏がその広告塔になっていたために、大丈夫だろうと信じて「投資」した多くの犠牲者をだしている事件であるにも拘わらず「詐欺事件」としての立件は見送られた・・・と新聞に小さく報道されていました。
そもそも詐欺という犯罪は、加害者側に「罪を犯す意思」があったことが証明されなければ成立しないという犯罪で、捜査機関としては手間暇がかかる割にメリットが少なく、著名な政治家のスキャンダルを暴くほどの華々しさに欠けることなどが、我が国の捜査機関が経済犯罪の着手に及び腰になる原因であると考えられます。
勢い問題が大きくなってから着手する場合が多く、大型経済犯罪事件を発生させる温床となっています。
この事件でも、被害者数が多すぎること・その犯罪のいちいちこと細かく立証してゆくことが技術的に極めて困難であることなどが「立件見送り」となった理由ではないかと思います。
日本の国はこのように消費者保護の法整備が未完(未熟)で、お隣の韓国に比べても「消費者保護法制」の不備が際立っています。
適正な法律を作り国民を守るべき政治家が、犯罪すれすれの事業者などの「太鼓持ち」になっているからこんなことになるのです。
でも、政治家が悪いのは国民がそういう政治家を選ぶからなのです。
「和牛のオーナーになれば高配当がうけられる」といううたい文句で、庶民7万人から資金総額4300億円集めて破綻した「安愚楽牧場」事件は、国民的な話題となった豊田商事が集めて破綻した2000億円の倍額・被害者数も3倍強にもなっているにもかかわらず、また、今の民主党党首の海江田万里氏がその広告塔になっていたために、大丈夫だろうと信じて「投資」した多くの犠牲者をだしている事件であるにも拘わらず「詐欺事件」としての立件は見送られた・・・と新聞に小さく報道されていました。
そもそも詐欺という犯罪は、加害者側に「罪を犯す意思」があったことが証明されなければ成立しないという犯罪で、捜査機関としては手間暇がかかる割にメリットが少なく、著名な政治家のスキャンダルを暴くほどの華々しさに欠けることなどが、我が国の捜査機関が経済犯罪の着手に及び腰になる原因であると考えられます。
勢い問題が大きくなってから着手する場合が多く、大型経済犯罪事件を発生させる温床となっています。
この事件でも、被害者数が多すぎること・その犯罪のいちいちこと細かく立証してゆくことが技術的に極めて困難であることなどが「立件見送り」となった理由ではないかと思います。
日本の国はこのように消費者保護の法整備が未完(未熟)で、お隣の韓国に比べても「消費者保護法制」の不備が際立っています。
適正な法律を作り国民を守るべき政治家が、犯罪すれすれの事業者などの「太鼓持ち」になっているからこんなことになるのです。
でも、政治家が悪いのは国民がそういう政治家を選ぶからなのです。