小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

茹で蛙

2013-09-07 08:36:46 | 日記
             茹 で カ エ ル    NO.162
 カエルを熱い湯の中に入れると「熱い」と感じて飛びだしますが、冷水の中に入れてその冷水を徐々に加熱してゆくと、じっと我慢して耐えるのです。したがって、やがて蛙は茹であがって死んでしまう。
それが「茹で蛙」の意味です。  病気だってそうでしょう。 
痛い痛い・・・が辛抱と思っていると、いつか取り返しのつかない段階に至ってしまってる場合だってありますし、タバコを吸う人は毎日毎日何時間かは確実に寿命を縮めていることに気が付かない。
政治の世界だって、急に激変すると人は騒ぎますが、今日のように徐々に少しづつしかも確実に悪化してゆくと、慣れとあきらめのために不感症になってしまいます。
でも、気がつくのが遅かったでは取り返しがつきません。
さて、昨日「婚外子」の相続権は嫡出子と同じであるべきだとの最高裁判決がでましたが、これなど昭和の初めから言われていたこと。
「おかしい」ことに慣れてしまっていたのでしょうね。
牛歩の歩みというより「なめくじ」の歩みみたいですね。