26.07.19 耐 用 年 数 NO.487
形あるものは必ず崩れ、命あるものは必ず死を迎えます。 これを耐用年数と言いましょう。 道路特定財源で造った道路も・高度成長時代にバンバン建設
した港湾施設・橋梁・公共の建物・公団住宅等々の公共施設の大半は鉄筋コンクリート製ですから、耐用年数はおおむね60年。 これから先、経済の高
度成長は望めないし少子高齢化社会に入ればさらに成長は減退する。
そんな中で、既存の設備の耐用年数の限界がここ10~20年の間に目白押しにやって来ます。 古い設備をやり変えるのは新しい設備を経費は高くつきま
す。 ここ数十年の間にボロボロになる公共設備をやり変えるには、莫大な費用が掛かります。 税収が伸びない中でのやり替えは現実にはかなりの困
難を伴うでしょう。 リサイクル社会に転換することが必要かもしれません。
さて、人間の生物学的耐用年数はおおむね90年と言われますが、それまでにいろんな「部品」が劣化してきます。
でも、機械器具と違ってそうそう簡単取り換えることはできず、現実にはその耐用年数を全うせずポンコツになる。
個人差はあるでしょうが、お互いに丈夫で長持ちするように慎重に使用しようではありませんか。