26.07.26 裁 判 所 NO.493
裁判所や裁判官と言えば、常に冷静で公正・あらゆる事件や事象を「法に照らし」是非善悪を判断し、もって社会の秩序を保ち社会正義を実現しているもの
と、国民の誰もが信頼している。 ところが、常日ごろ裁判所とあまりかかわりがない国民には分からないが、近年、裁判所(裁判官)という組織は時の
政権の走狗になって、国民の権利を擁護し民主的で「法」が支配すべき「国家」を実現すべき機関とはあまりにもかけ離れた現実となり、形骸化と官僚化に
よって腐敗している。 本来裁判官は自己の良心と知見に基づき自由に判断すべきものであるが、時の政権の思惑や施策・判断と異なる判決を出すと、
左遷されたり冷遇されたり・時には陰湿なイジメに遭って精神的に疲弊してしまうから、裁判判官は、法の正義を実現するよりも自分の出世だけを望むよう
になる。 こういうことだから、今の裁判所(裁判官)は民主国家の裁判所(裁判官)というには程遠い存在となっている。
「絶望の裁判所」 瀬木 比呂志 著 講談社新書を参照しました。