小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

PACS

2016-02-27 18:54:19 | 日記

         28.02.28            P A C S      NO.1083

 パックス(民事連帯契約)という制度がフランスにあるそうですが、これなら解ります。

「結婚をして一生愛を誓うほどでもないけれど、一人で生活するよりも気心の知れたもの間で共同生活

をした方が楽しいだろう」というレベルで同棲を始める。 結婚を前提とするかどうかは関係なく同棲する。

そういうカップルがヨーロッパには大勢いて、スエーデンでも「サムボ」という「双務契約」があるそうです。

では、結婚とどう違うのかといますと、関係解消するのが簡単だということです。

結婚すると国から様々なサポートが受けられるが、一方解消手続きが多難だから、結婚準じた「準結婚

性制度」として設けられ、結婚と同棲の中間的な制度となっています。

これは「民事連帯契約」なんだから、生殖を伴わない同性同士の「契約」だってちっともおかしくはないし、

2人が3人であってもよいワケで、そういう制度ならあってもいいのではないかと思います。

*「家族難民」 山田 昌弘著 を参考にしました。