28.02.28 P A C S NO.1083
パックス(民事連帯契約)という制度がフランスにあるそうですが、これなら解ります。
「結婚をして一生愛を誓うほどでもないけれど、一人で生活するよりも気心の知れたもの間で共同生活
をした方が楽しいだろう」というレベルで同棲を始める。 結婚を前提とするかどうかは関係なく同棲する。
そういうカップルがヨーロッパには大勢いて、スエーデンでも「サムボ」という「双務契約」があるそうです。
では、結婚とどう違うのかといますと、関係解消するのが簡単だということです。
結婚すると国から様々なサポートが受けられるが、一方解消手続きが多難だから、結婚準じた「準結婚
性制度」として設けられ、結婚と同棲の中間的な制度となっています。
これは「民事連帯契約」なんだから、生殖を伴わない同性同士の「契約」だってちっともおかしくはないし、
2人が3人であってもよいワケで、そういう制度ならあってもいいのではないかと思います。
*「家族難民」 山田 昌弘著 を参考にしました。