28.03.07 憚 る N0.1091
「改むるに憚(はばかる)事なかれ」といいますね。 「憚る」は遠慮・躊躇するという意味ですから、
「ことなかれ」は、そういうことがあってはいけない・・・いうことでしょう。 つまり、改めることを躊躇
してはいけないという意味でしょう。 小泉さんがよく言った。
・・・で改革するんだ、公約で言ったことと突然全く違う政策に変えたった、それこそが改革であって
「公約違反」なんて大したことじゃない・・・とまで言った。 そういうエキセントリックな政治家がなぜ
か注目される。
小泉以来の改革はちっとも改革になっていないが「君子は豹変するんだ」と選挙が済むたびに時の
政権は公約なんか「糞くらえ!」で富裕層に厚く・社会的弱者に冷酷に処してきた。 その結果の景
気低迷であることにはみんな頬被りしている。
天下の大泥棒の石川五右衛門だって「持たざる者」から、財産を盗まなかったが、今の日本の国は
消費税を上げて「持たざる者」からも容赦なくむしりとろうという政策を拡大している。
そういう「悪政」こそ「改むることに憚ること勿れ」