28.03.29 法 医 学 NO.1113
法医学という分野がありますね。 わが国ではもっぱら犯罪に関する遺体を鑑定することが主な業務
になっていますが、専門家の数が少ないこともあって、よほど犯罪性の疑われるものでない限り、実際
には鑑定されないということです。
しかし、北欧の先進国であるフランスやスイスなどでは、犯罪鑑定のみならず、交通事故による後遺症
害の判定にも「法医学」は大いに貢献しているといいます。
日本の交通事故の被害者は昭和30年代「交通戦争」と言われ、日清戦争の死者の数よりも交通事故
の死者の方が多く(年間1万人超え)なっていた時代から、最近では死者数は年間4000名程度と減少
しているとはいうものの、依然として交通事故件数は70万件もあり、死者数は4000人・後遺障害が残
る重傷者は4万人もいるのです。
そして、その後遺症害に認定は「対象者が多すぎて手が回らない」という理由で置き去りにされて、働け
なくなったり・第三者の介護なくしては生活できないような悲惨な境遇に押しやられているという、国家的
な大問題を抱えているのです。
交通事故の加害者の厳罰化がいくら進んでも、このよう悲惨な被害者が救済されるものではありません。
法医学の発展と交通事故被害者の救済に、政治はもっと真剣に取り組まなければ、この国は後遺症害
を抱えたひとで満ち溢れることになる。
* 「虚構のトライアングル」平岡 将人著 を参考にました。
3月17日如是公民館にて「高槻稲穂塾]閉講式に招かれました。 山下さんの華麗な「筒を使った」
マジックのほか、豊岡記代さん・山下千鶴子さん・気楽亭キラ子 不思議なマジックです。
さんの「歌体操」・キラ子さんの素晴らしい「腹話術」もあり、楽しい なにもないハズの筒から繰り出される
ひと時を過ごしていただきました。 上の写真は「中岡流?」 グッズは一体どこから出てくるのかわくわく
プロダクション・マジッくです。 します。