28.03.30 蛸 師 NO.1115
労災保険(金)を貰いたいために、自分の手足・指などを故意に機械に挟んでケガをする人がいました。
自分の手・足を喰うところから「蛸師」といわれました。
また、走っている車に故意にぶつかり「被害者」になって多額の賠償金を請求する人・多額の借金を返
済するために生命保険に入って自殺(または他殺)する人もいます。 それも蛸師でしょう。
でも、今日の交通事故の被害者には不注意があっても、故意に「被害者」になる人はほとんどいないの
ではないでしょうか? むしろ、なんの落ち度もないのに突然事故に遭遇するほうが多いのではないで
しょうか? そういう不慮の事故を救済するのが損害賠償保険制度なのですが、それが不十分だという。
そういう事故の発生を可能な限り防ぐ施策と、万一の際には救済する制度を充実しなければならないこ
とは当然のことではないでしょうか? 数が多すぎるから対応できないなんて問題ではないでしょう。
多ければ多いほど対策を樹てないといけない。 日本は未開発国じゃないんだから・・・国家として国民
を守る責務がある。 因みに、蛸は自分の手足を食べません。 共食いで手足?をなくすのです。