小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

勿体ない

2016-03-07 18:58:20 | 日記

               28.03.08      勿 体 な い    N0.1092

「有用な存在が粗末(無駄)に扱われているのが惜しい感じ」で日本語にしかない言葉のようです。

省資源が叫ばれるようになって一躍脚光をあびて、世界共通語になった言葉です。  でも、そういう

思想はどこにでもあるようで、イスラエルでは「水」がない。  洗面器一杯も水で歯を磨き・顔を洗って

・体を拭いて・家内の不拭き掃除をして・その水を植木(畑)に撒くと言われています。 

 そういう意味では日本人でも昭和15年以前の生まれの人と・それ以降人とは「勿体ない」の精神に

違いがあるようです。 昭和15年以前の生まれの人は、1 飯粒を一粒も残さない。 コンビニ弁当を

食べる場合でも、まずは蓋についている米粒から食べる。 2 見ないテレビをなんとなくつけておくと

いうようなことしない。 3 電燈の消し忘れをしない。 4 食べ残したものを捨てないで、リフレッシュ

することを考える。 5 ちびた石鹸をくっつけて使う(捨てない)6 歯磨きやマヨネーズのチューブの

残余がなくなれば、はさみで切って切り開き、残りをほりくり出して使い切る。

明治生まれの人はさらに、7 紙くずを捨てない。 引き延ばして使う。 8 空き缶・空き瓶を捨てない。 

貯めておいてリサイクルに出す(売る)

でも、こういう習慣は「吝嗇」(けち)ではなくて、モノの命を大切に扱うことであって、限りある資源を消

費する人類の全てがそうあるべきところではないでしょうか?

コメント
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