28.09.11 高 貴 と 下 賤 NO.1279
人は産まれによって高貴であったり、下賤であるワケがない。 人はその生きざまによって
評価されるべきものでしょう。 咲き乱れる花だって同じこと。 菊やスミレが可憐というのは人
間が勝手に言っているだけで、また、その評価も時代によって変転します。
いま、花見と言えばさくらですが平安の時代は梅でした。 東風吹かば 匂い寄こせよ 梅の花
主なしとて 春な 忘れそ・・・でしたかな 流刑にあったナントカ天皇の詩歌だったと思います。
根は例え 泥中没すれど 咲いて見せよう 蓮の花 (日蓮?) 今の世の中は泥中からはな
かなか這いあがれませんが、チャンスと閃きがあれば、日本!まだまだ捨てたもんじゃない。
ところで選挙事務所などには胡蝶蘭が処狭しと飾られますが、胡蝶蘭って人工的すぎてそんな
に美しい花とは思えませんが・・いかが?