29.08.03 今でしょう NO.1606
「今でしょう・・」という言葉が流行していますが、遺言書を書くというのも、いつか先のことで
はなくて「今でしょう」。
妻が夫に「遺言書を書いてください」と言うと、夫は「おれを殺す気か!」(筧千佐子のよう
に)とか、「縁起でもない」という人がいますが、それは間違いです。
遺言書を書いたからと言って夫を殺めるような妻ならば、先にその妻を何んとか処置しない
といけないでしょうし、そうでないのであれば人間だれだって一度は死ななければならない
のですから、縁起もなにも関係ありません。
遺言書がなかった場合にはほとんどの場合大なり小なり紛争になります。
親族間に骨肉の争いを起こさせないような措置を取っておくのは男としての最低限の義務
です。 書いておいた内容について気が変わったら、いつでも書き換えればよいのです。
一番後から書いた遺言書が優先されるのです。
年に一度でもいいし、写経をする心境で毎日毎日書いてもいい。
心を落ち着かせ、冷静になり・精神統一にもなります。
いつ書けばよいのか、それは「今でしょう」